どんなおはなし?
南北戦争下、南部のヴァージニア州へ引っ越してきた牧師と、その娘のエイダ(ニコール・キッドマン)。そこで大工をしていたインマン(ジュード・ロウ)と知り合い、惹かれ合っていくのですが、インマンの従軍が決まり、たった一度のキスだけ交わしたのち、インマンは戦地へ旅立っていきます。
戦争は激化し、3年の月日が立つ中、荒れ果てた故郷コールドマウンテンで帰りを待つエイダ。果たしてインマンは故郷へ帰ることができるのか・・・。
美しい2人
兎にも角にも、ニコール・キッドマンの美しさには息を呑みます!
また、この時代の衣装!ウエストがしまっていて、スカートはボリュームタップリの美麗ラインで、ニコールにとっても似合っていました。
インマン役のジュード・ロウも、田舎の大工にしては美しすぎる顔立ち。そりゃあ、エイダもすぐにロックオンしますよね。
途中立ち寄った農家の女たちが「惚れ惚れするほどいい男だねえ」と言ってましたが、うんうんと頷いてしまいました笑
脇役もすごい!
まず、準主役といっていい、荒んだエイダの家にやってきた救世主ルビー!
ルビーの着崩し田舎ファッションも、これはこれで本当に可愛いんですよねえ!
レニー・ゼルウィガーはピッタリハマり役でした!南部訛りの元気な女性で、家事のできないエイダに変わって、テキパキと家を整えていく様は、映画の見どころの一つでもあります。本当に可愛かった!ルビーが来たことで、今まで何となく暗かった画面にパッと生気が宿ったようになります。とにかく安心感に包まれる生命感溢れるルビー、大好きな登場人物でした!
またチョイ役ですが、ナタリー・ポートマン、フィリップ・シーモアホフマン、ブレンダン・グリーソン、ドナルド・サザーランド、キャシー・ベイカー、ジャック・ホワイト(ホワイト・ストライプス)などなど、錚々たる顔ぶれがこの映画を彩っています。
女性が頑張る映画
女性が頑張る映画がとても好きなんですが、この映画を見て「風と共に去りぬ」や「カラー・パープル」を思い出しました。
もう、だめだ・・・そう思ったところに、友人なり身内なり救世主が現れ、一緒に一丸となって生活を立て直し、居心地の良い居場所となっていくというストーリーが本当に好きなんです。
こちらも、途中ではいろんな悲劇が次々と起こりますが、それ以上に暖かい人と人との繋がりも感じられる良い映画でした。
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