ミステリー系中華幻想譚・アニメ「後宮の烏」

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アニメ「後宮の烏」 アニメ

原作は小説

原作は、白川紺子氏によるライトノベルです。

集英社オレンジ文庫より2018年から1巻から7巻が出版され完結しています。

シリーズ累計120万部を突破した大変人気な小説となっています。また2023年現在、「後宮の烏」の世界観で書かれた新作「海神の娘」が講談社タイガにて出版されています。

とてもきれいな情景描写や言い回しが使われた読みやすい小説らしいので是非全巻読んでみたいです(#^^#)

どんなお話?

舞台は古代中華風の架空の国、霄(しょう)

霄(しょう)には後宮の奥深くに住む「烏妃(うひ)」と呼ばれる妃でありながら夜伽をすることのない特別な妃がいました。不思議な術を使う「烏妃」に頼めば失せ物探しから呪殺まで、あらゆる願いが叶うとされています。

ある夜、時の皇帝・夏高峻(かこうしゅん)はある依頼のため当代烏妃・柳寿雪(りゅうじゅせつ)のもとを訪れるところから物語は始まります。

烏妃・寿雪(じゅせつ)のもとへ舞い込む様々な依頼や怪異を解決していきながら「烏妃」という存在の謎が明かされていくミステリー系中華幻想譚です。

見どころ

幻想的で作りこまれた世界観

中華系ファンタジーなだけあって、空飛ぶ竜や不思議な力を持つ果実などが描かれとても幻想的で美しい世界観が印象的です。中国の王朝ドラマ好きな筆者はその美しくて儚いだけでなく地名や部族などの細部までこだわって設定されている世界観に一気に虜になりました。

美しすぎる主人公・柳寿雪(りゅうじゅせつ)

アニメ「後宮の烏」は、その美しい作画が魅力の一つといえますが、中でも主人公である「烏妃・寿雪」の作画は神がかっています。水彩画のようにじゅわっと広がる紅色のアイシャドウや綺麗な漆黒の御髪、黄金の簪に華やかなのに儚い牡丹の髪飾り。本当に原作小説の表紙の絵がそのまま動いているようなとても美しい作画です。特に寿雪が術を使うシーンはよりいっそう幻想的に描かれており、何度見ても魅力的で美しい場面となっています。

作画に一目ぼれして一気見したアニメ「後宮の烏」。内容も筆者が好きなミステリー系でとても面白かったです。ぜひチェックしてみてください!

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