どんなおはなし?
吸血鬼の父と、狼女の母を持つ江藤蘭世(えとうらんぜ)。両親が魔界から人間界に駆け落ちしていて、蘭世は人間界で普通の女子中学生として学校に通っています。そして同級生の人間の男の子、真壁俊に初恋中。ライバルの神谷陽子とは犬猿の仲だけど、たまに協力関係になることも。
ある日、噛みついた相手に返信できる能力が目覚め、その能力を主に、序盤はコメディ風で楽しいストーリー展開でしたが、魔界の王子が人間界で復活し、魔界を滅亡させるという予言によって徐々にドラマチックな展開になってきます。
さらに子供や、孫の代までストーリーが続いていき、キャラクターも増え、壮大なスケールのファンタジー漫画となりました。
『りぼん』全盛期のメイン漫画
集英社発行の少女漫画の月刊誌『りぼん』で1982年にスタートした『ときめきトゥナイト』は、池野恋先生の代表作で、作画の可愛さとドキドキするストーリー展開で圧倒的人気を誇りました。連載は1994年まで続き、スピンオフもたくさん出版されました。
この頃の『りぼん』といえば、本田恵子先生の『月の夜星の朝』、
萩岩睦美先生の『銀曜日のおとぎばなし』、
一条ゆかり先生の『有閑倶楽部』、
岡田あーみん先生の『お父さんは心配性』、
さくらももこ先生の『ちびまる子ちゃん』、
佐々木潤子先生の『エース!』などなど・・・
錚々たる顔ぶれで、毎月読むのを楽しみにしていたものです。『りぼん』は付録もオシャレでしたよね。
そんな中でも常に第一線の人気で超ロング連載をされていた池野恋先生。
まず絵が本当に可愛くて、ネーミングセンスも抜群。中盤からの王道ファンタジー展開は内容的にも読み応え抜群でした。蘭世のファッションも可愛かったですよね。真っ直ぐな黒髪を、時々ウェーブにするのも可愛いくて、ヘアスタイルも毎回楽しみでした。
どこで読める?
絵も可愛くて読み応えも抜群!ぜひコミックスで揃えたいものです。文庫版だと全16巻で揃えられます。
LINE漫画では、現在0パス対象になっているので(期間限定だと思います)試し読みしてみてください。でも物語にどんどん引き込まれていく、魔界王子復活編までは読んでみてほしいです!
今読んでも色褪せない、むしろ最近ではなかなか珍しい硬派な男子真壁くんに、必ずときめくはず!
ぜひ読んでみてください!
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