話題の「ChatGPT」ですが、皆様は使ったことありますか?
今回は、筆者が実際に「ChatGPT」を使ってみた様子をご紹介します。参考になれば幸いです。
まず、ChatGPTを使用するためには、アカウントの作成が必要です。
そこで、アカウントを作成します。なお、アカウントの登録にはメールアドレスが必要です。
OpenAIの公式サイトにアクセスする
以下は、2024年12月現在の情報です。OpenAIのChatGPTの公式サイトのデザインはご紹介したものと違うこともあるのでご注意ください。
OpenAIのChatGPTの公式サイト(https://chatgpt.com/auth/login)にアクセスします。
「サインアップ」をクリックします。
任意の「メールアドレス」を入力し、「続ける」をクリックします。
以後、画面の指示に従って、アカウントの登録を済ませます。
ログイン
アカウントの登録が済んだら、「ログイン」してみます。
先ほど「サインアップ」した公式サイトにアクセスし、「ログイン」をクリックします。
ログインすると、ChatGPTの画面が表示されます
ChatGPTにメッセージを送信する」と表示されている入力欄が「チャットボックス」です。
初めての会話
せっかくなので、「ChatGPT」とは何かを聞いてみます。
ChatGPTとは何ですか
ChatGPTは、OpenAIによって開発された高度な対話型AIモデルです。「GPT(Generative Pre-trained Transformer)」という大規模な自然言語処理技術を基盤にしており、人間のように自然な文章を生成したり、質問に答えたり、会話を行ったりすることができます。
主な特徴
- 自然な会話: 人間らしい言葉遣いで質問や会話に対応できます。
- 多用途性:
- 質問への回答
- アイデアのブレインストーミング
- テキストの要約や翻訳
- コード作成や修正
- 創作(物語、詩、文章)
- 幅広い知識: さまざまな分野に関する情報を提供できますが、知識は訓練時のデータに基づいており、最新情報を得るにはインターネット検索機能(この環境では「web」ツールなど)を使用します。
- 柔軟性: プログラミングのサポートや学習補助、問題解決など、さまざまなシナリオで役立ちます。
使い方の例
- 日常生活: レシピの提案、旅行の計画、アドバイス。
- 仕事・勉強: レポートの下書き、資料の要約、コードの作成・デバッグ。
- 創作活動: ストーリーや詩の執筆、アイデアの発想支援。
制限事項
- 正確性: 出力が常に正しいわけではなく、特に専門的または最新の情報が必要な場合には確認が必要です。
- 感情: 感情を持っているわけではなく、会話の内容に基づいて適切な反応を提供します。
- 倫理的な利用: 有害な目的や不適切な使用を避ける必要があります。
ChatGPTは、効率的に情報を得たり、問題を解決したりするためのツールとして、多くの人々に利用されています。
ChatGPTは、基本的に無料で利用できます。しかし、「ChatGPT Plus」という有料版を使えば、もっと会話性能が上がったバージョンや便利なサービスを利用できます。
さらに「ChatGPT」の機能をご紹介しましょう。
それでは、「DALL-E(ダリ)」を利用してみます。
「DALL-E(ダリ)」は、OpenAIの画像生成AIモデルと、同モデルを利用した画像生成サービスを指します。
文書を入力するだけで、画像の生成ができます。最大の特徴は、実際のプロンプトを書かなくてよいことです。ChatGPTは言語能力が高いため、日本語の文章で指示するだけで、そこから適切なプロンプトを生成することができるのです。
なお、本稿では、ChatGPT「無料版」でご紹介しています。
そして、無料版ユーザーもこの画像生成機能を利用できますが、枚数の制限があります。
DALL-E(ダリ)
お父さん、お母さんと子供2人がお正月にお雑煮を一緒に食べているイラストを描いてください。
こちらが、お正月に家族が一緒にお雑煮を楽しむイラストです!温かい雰囲気が感じられる日本の伝統的な風景です。気に入っていただけると嬉しいです!
さらに、こんなこともできます。
この画像をもっとほのぼのとしたシンプルなイラストに変更してください。
こちらが、ほのぼのとしたシンプルなイラストに変更したバージョンです!柔らかい色合いと丸みのあるデザインで、温かい雰囲気を表現しました。ご希望に合っていると幸いです!
このように、会話をしながら絵を作っていくことができます。
なお、ChatGPTは、「調べる」ではなく、「相談相手」として使いましょう。
ChatGPTは、知識は豊富だが、間違えることもあるのです。
ChatGPTにも以下の様に掲載されています。
「ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。」
ChatGPTは、自然な文章を作るのが得意ですから、本当に自然なウソをつくことがあります。
この現象は、「ハルシネーション」と呼ばれます。
そこで、ChatGPTは、「相談相手」として役立てましょう。
ChatGPTは、「ほとんどいいことを言うが、たまに間違える相手」という心づもりで接するとよいでしょう。
(参考)ChatGPTプログラミング1年生 森 巧尚 (著) 翔泳社
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