どんなおはなし?
ずっと想いを寄せていた、しろちゃん(神山智洋)から告白されたあゆみ(清原果耶)。初めてのデートの日、クラスメイトの海根(富田望生)から突然携帯に電話があり、指示通りの場所に目を向けると海根がビルの上に立っていた。「今から飛び降りるので見ていてほしい」と言うと、海根は飛び降りた。
気を失ったあゆみが目を覚ますと、海根の姿になっていたのだった・・・
原作は漫画
原作は別冊マーガレットで2014年から連載されていた『宇宙を駆けるよだか』。
全3巻と短いものの、濃密な内容が話題となって人気を博しました。
一捻りある、入れ替わりもの
「転校生」や「君の名は」などなど、入れ替わりもののお話ってたくさんありますが、この「宇宙を駆けるよだか」は一捻りある入れ替わりものだと思います。サスペンスっぽいファンタジーというか、とても引き込まれます。
入れ替わろうとした張本人、海根然子ちゃんは家庭環境や容姿にコンプレックスを抱いていて、しかも密かに想いを寄せていたしろちゃんがクラスの人気者のあゆみと付き合うことになったと知り、あゆみと入れ替わりたい!と強く願います。
しかし、願いが叶って入れ替わっても、中身を変えることができませんでした。
一方の、海根の体に入ったあゆみは明るくなって人気が出てきます。
同じ女優が演じている別人格なのに、明るくよく笑うと、別人のように可愛く見えるから不思議です。
この現象は映画「アイ・フィール・プリティ」やドラマ「デブとラブと過ちと」でも見ることができます。
どんな容姿でも明るくポジティブに振る舞うことで可愛く見えることは立証済み。
外見を変えたところで、中身の問題を解決しないことには真の可愛さは得られないのだなと思うのです。
そしてここで、私の教訓にしている
「愛されたければ、愛し、愛らしくあれ」
という言葉を噛み締めました。
最近、ちょっとブスッとしていたんじゃなかろうか。
この海根然子を演じた、富田望生ちゃんが本当に可愛く見えたし、清原果耶ちゃんがとても醜く見えました。
それだけお二人とも迫真の演技でした。Netflix発のドラマですがとても見応えがありますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
コメント