ボードゲームの世界:お絵かきゾウさんが名画を書いていくゲーム『パオパレット』

スポンサーリンク
ひなぎくのほぼ日記

どんなゲーム?

ストーリー

ある日、森の中で色のついた池を見つけたゾウさんたち。

いつものように水浴びを始めたら・・・。

赤い水と黄色い水がぶつかると、オレンジ色の水になることに気がつきました。

よく見ると、看板に「絵の具池」と書いてあります。ゾウさん達は、偶然生まれた様々な色の絵の具を使って絵を描き始めたようです!

「パオパレット」 ルールブックより引用

という、可愛すぎるコンセプトの中量級ゲームです。(絵本としても出版してほしい!)

『Pao Palette  #パオパレット』

・プレイ人数:2〜4人

・対象年齢:10歳〜

・プレイ時間:30〜45分

製作されたのは、Studio Citrineあっこさん。ボードゲーム歴は浅いながらもすでに「スシタック」「テクテクポン」など可愛くて遊びごたえのある楽しい作品を何作も作られているという新星!!ゲームデザインだけでなく、アートワークも自ら手がけられ、まるであっこさんの分身のような、可愛くてほのぼのとしたサービス精神旺盛な世界観のボードゲームです!

ルールをサクッと

あっこさんのボードゲームではすでに定番となっている、箱をメインボードとして使用するシステムがとても好きです!

まずはアクションを行うためのアクションポイントを獲得します!

方法は2つ

①箱に描かれたカラーエリアに自分のワーカーを置く。

or

②カラーエリアからワーカーを取る。

どちらかを行なったのち、獲得したアクションポイントでアクションを実行していきます。

エリアなら、絵の具を得る or 絵を描く

その他なら、絵の具を得る or 絵の具を混ぜる or パレットの掃除

基本的にこれらのアクションを細かいルールを鑑みながら進めていきます。

得点計算には色々な要素があります。

①絵の得点(注文カードのような)

②トレンドボーナス(目的カードのような)

③アトリエの絵のマジョリティ得点

④推しカラー得点(個人目的カードのような)

⑤おゾウウズpoint(とてもあっこさんらしいと思った仕掛け。一度に2枚絵が描けたら「おゾウズ!」と讃え、おゾウズカードが移動。最終的に持っていたプレイヤーにボーナスが入る。)

⑥ワーカーと絵の具の数

感想

毎回、あっこさんのゲームを遊ぶと平和な気持ちになります。

見た目がとても可愛いため、子供向けの楽しいゲームに見えますが、しっかりと遊びごたえもあって大人も楽しめます。

可愛いだけではなく、ユーモアやいたずら心、ゲーマーが大好きなシステムや要素が、愛情たっぷりに詰め込まれたゲームでした。

毎回、凝られているコンポーネントも素敵で、「パオパレット」ではなんといっても、90個も入っている絵の具チップです!!

これを混ぜたりしながら別の色にできるといった胸キュンな仕掛け

そして、個人目標や全体目的によるボーナス、注文カード(絵の具を集めて絵を描く)のような指標、エリマジョ、移り行くボーナスカードなどなど、ゲーマーが大好きな盛りだくさんのシステムに大満足できました!

大人気のため、品薄となっているようですが、ボドゲーマさんには若干在庫があるようです。もし、遊ぶ機会がありましたらぜひ遊んでみてください!

¥3,850 パオパレット
絵の具を集めて絵を描くゾウ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました