筆者は、現在、Adobeの「ことはじめクリエイティブカレッジ」を受講中です。
そこで学んだ中から、日々イラレを使う際に役立つTipsを3つお届けします。
イラレとは
Adobe Illustrator(アドビ・イラストレーター)を指します。
テキストや画像を組み合わせたレイアウトの作成、デザイン、また、線や図形を組み合わせたイラスト作成に最適なツールです。グラフィックソフトの中では「ベクトル系ソフト」に分類されます。(Adobeのクリエイティブカレッジテキストより)
Tipsとは
パソコンを利用する際の,秘訣や裏技などを指します(Weblioより)
アドビことはじめ クリエイティブカレッジとは
「アドビことはじめ クリエイティブカレッジ」は、これからデザインや動画編集をはじめたい!という初⼼者の⽅を対象とした短期完結型のオンライン講座です。Illustrator、Photoshop、Premiere Proの3コースをご⽤意。毎週2回、約10週間の講座の中で、基礎から応⽤までをぎゅっと凝縮して学ぶことができます。
アドビことはじめ クリエイティブカレッジのウェブサイトより
オブジェクトのアピアランス
Illustratorで作成された図形のことを「オブジェクト」と呼びます。オブジェクトはすべて「アンカーポイント(点)」と「セグメント(線)」で構成されそれを合わせて「パス」と呼びます。
アピアランスとは直訳すると「見た目」のことで、基本構造を変更せずにオブジェクトの外見のみを変えることができる機能です。1つのオブジェクトに対して、パスの形状は変化させずに複数の「塗り属性」や「線属性」を設定することができます。「塗り属性」と「線属性」は重ねられた順に表示され、アピアランスパネルの一番上が最前面、一番下が最背面にあたります。アピアランスはアピアランスパネルで設定し、アピアランスパネルの表示/非表示は「ウィンドウ」メニュー→「アピアランス」を選択します。(Adobeのクリエイティブカレッジテキストより)
実際に「鉄道線」を作ってみます。
- イラレを起動して、「ファイル」メニュー→「新規」を選択します。A4サイズなど適当なサイズで「新規ドキュメント」を作成しておきます。
- 黒で直線を作成します。(線幅:8pt)
- 「選択」ツールで黒の直線を選択します。
- アピアランスパネル上で「新規線を追加」を選択します。
- 追加された「線」属性(上の階層にある「線」)が選択されている状態で、「線幅:6pt、カラー:白」に設定し、さらに破線の設定を行います。
ミラー
最近追加された「ミラー」は対称的なオブジェクトを作ることができます。
ここでは、「蝶」を作ってみます。
- 対称ができるオブジェクトを用意します
- オブジェクトが選択された状態で、「オブジェクト」メニュー→「リピート」→「ミラー」を選びます。
中央付近の○を左右にドラッグすると軸との距離、上下にドラッグすると軸の中心、軸の上端あるいは
下端の○をドラッグすると角度が変更できます。
作業中は「編集モード」になっていますので、終わったら必ず余白をダブルクリックしてください。
この機能はアピアランスで管理されておらず、後から修正したい場合はオブジェクトを選び、プロパティパネル上で変更することができます。もしくは「オブジェクト」メニュー→「リピート」→「オプション」から、各機能の設定を変更することも可能です。
取り消したい場合は「オブジェクト」メニュー→「リピート」→「解除」を選びます。
(Adobeのクリエイティブカレッジテキストより)
ラジアル
「ラジアル」はオブジェクトを円状に並べることができます。
- 「楕円形ツール」で、縦長の楕円を小さく描画します。(塗は適当な色で、線の塗りはなしで)
- オブジェクトが選ばれた状態で、「オブジェクト」メニュー→「リピート」→「ラジアル」を選びます。
いかかでしたでしょうか。イラレは本当に奥が深いグラフィックソフトです。
これからも引き続き学んでいって、少しでも実戦に役立てられたらと思います。
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