筆者は現在FP3級に向けて猛勉強中です!
今回も「イチから身につくFP3級合格のトリセツ 速習テキスト(東京リーガルマインド)」の中から重要なポイントをまとめていきたいと思います!
FPの試験は、以下の6分野から出題されます。
A.ライフプランニングと資金計画
B.リスク管理
C.金融資産運用
D.タックスプランニング
E.不動産
F.相続・事業承継
今回は、「A.ライフプランニングと資金計画」から「教育資金」を取り上げたいと思います。
人生の3大資金
ライフプランを立てるときに重要となるのが、子供の教育資金、住宅資金、老後資金の3大資金と言われているものです。今回は人生の3大資金の中で子供の教育資金をサポートする様々な商品や制度を説明していきます。
教育資金計画
子供1人につき、幼稚園から大学卒業までに必要となる教育資金の目安は1,000万円~2,000万円と言われています。ここからは教育資金を準備する方法についてみていきましょう。
こども保険(学資保険)
生命保険会社で販売されており、大学入学時など、設定した契約満了時に満期金が受け取れます。
小学校、中学校、高校入学時にお祝い金が受け取れる貯蓄機能があるものなど様々なタイプがあります。
特徴は契約者が死亡、または所定の高度障害や身体障害になった場合には、以降の保険料の払い込みが免除になることです。保険料払い込み免除後もお祝い金は受け取れることを確認しておきましょう。
また、契約者の死亡後、保険の契約満了時まで年金で受け取れる保険もあります。
国の教育ローン(教育一般貸付)
国の教育ローンである教育一般貸付と、銀行などの金融機関が提供する民間ローンがあります、教育貸し付けの特徴についてしっかり確認しておきましょう。
融資元・・・日本政策金融公庫
対象校・・・高等学校、大学など(中学校以下は対象外)
融資限度額・・・学生一人につき原則350万円
返済期間・・・最長18年(在学中は利息のみの返済も可能)
金利・・・固定金利
資金使途・・・入学金、授業料、受験費用、家賃、通学定期券代、パソコン購入代、国民年金保険料など
奨学金制度
大学や自治体など、さまざまな奨学金があります。中でも日本学生支援機構の奨学金制度が代表的です。
貸与型と給付型があります。貸与型には返済義務があり、給付型には返済義務がありません。
貸与型には、第一種奨学金(無利息)と第二種奨学金(有利息)の2つがあります。
学生本人に資金を貸し付け、卒業後に本人が返済する制度です。
2つの奨学金の違いとして第一種奨学金(無利息)を受けられる対象者は学力基準や家計基準など選考基準が厳しい一方で、第二種奨学金(有利息)は第一種奨学金(無利息)より緩やかな基準であることが挙げられます。
両者の違いをしっかり理解して使い分けるようにしましょう。
また、教育一般貸付と日本学生支援機構の奨学金は併用できるということも併せて理解しておきましょう。
今回は人生の3大資金の一つである「教育資金」について詳しく説明しました。
次回も筆者が学んだことの中から重要だと思ったポイントを紹介していきますので、よろしくお願いいたします。
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