名ギタリストジェフ・ベックの訃報も驚きましたが、YMOの高橋幸宏さんが亡くなったニュースは衝撃でした。
高橋幸宏さんについて、YMOについて、そんなに詳しくはありませんが、追悼としてブログに残しておきたいと思います。
YMOについて
実はYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)は、当時まだ子供だった私には全く理解できず、大人になってやっと凄さに気づいたバンドです。
デザイン科に進んだ友人が聴いていたのがきっかけでした。
「シンセサイザーが特徴のアジア的近未来な音楽」そんなイメージを抱いていました。
結成は1978年、メンバーは今や伝説的になっている坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏の3人という、それはそれは恐ろしいバンドです。
高橋さんは武蔵野美術大学を中退されていて、ファッションセンスも良く、バンドのオシャレ担当だったようです。人民服はYMOの象徴的ファッションでしたよね!
人民服といえばゴダール監督の「中国女」を思い起こさせます。
また、超有名曲「ライディーン」も高橋さんの作曲だったようです。
音楽以外の活動
映画にもたくさん出演されていた高橋さん。
大林宣彦監督の「四月の魚」や「20世紀少年」、「ノルウェイの森」では盟友細野晴臣さんとの共演も果たされています。
「四月の魚」
「ノルウェイの森」
また、書籍もたくさん出版されており、その多才さには脱帽です。根っからの文化人であり、アーティストだったのですね。
ソロ・アルバム「サラヴァ!」
私より旦那さんが音楽については詳しいのですが、高橋さんのソロアルバムの「サラヴァ!」を聴かせてくれました。
このアルバムは1978年に、YMO結成前に活動していたバンド、サディスティックス活動中に出したソロ・アルバムとのこと。
細野晴臣や山下達郎、坂本龍一も参加しており、70年代とは思えない、スタイリッシュな音楽は、現代でも全く色褪せない素晴らしいアルバムでした。
誤嚥性肺炎でご自宅で亡くなったとのことで、本当に惜しいですね。
ご冥福をお祈りいたします。
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