どんなおはなし？
誰もが知っている推理作家アガサ・クリスティの名作「そして誰もいなくなった」を、３話でじっくりと描いたドラマ。
大金持ちのオーウェン夫婦と名乗る人物から招待され孤立した島にやってきた男女１０人。医者、判事、教師、警察など様々な職業の彼らに共通点は見当たらない。
晩餐会の日、オーウェン夫妻が現れる代わりに、レコードが鳴り響く。
「今からここにいる１０人の罪状を述べる！」と・・・。
果たして彼らの罪状とは？
彼らはこの島から脱出できるのか。
アガサ・クリスティについて
1890年生まれで、1976年85歳で亡くなる３年前まで小説を書き続け、代表作「そして誰もいなくなった」は世界で１億冊以上も売れている人気作家で「ミステリーの女王」と呼ばれています。
他にも「アクロイド殺し」「オリエント急行殺人事件」など有名すぎる作品を数多く残し、今でも映画やドラマ舞台などが制作され、愛されている作家です。
「クローズド・サークル」と「見立て殺人」
この「そして誰もいなくなった」はクローズド・サークルと見立て殺人の代表作と言われています。今でもこういったミステリーの仕掛けは、映画や漫画などでもよく見られますよね。
このドラマでは、断崖絶壁の孤立した島に一軒だけ建っている豪邸が舞台でした。
通信も備わっていない、まさにクローズド・サークル。
そして、壁に掲げられた「１０人の兵隊さん」の歌詞の通りに殺人が進んでいくという見立て殺人が緊迫感を煽ります。
こういった仕掛けも「セブン」などの映画のようによく使われていますよね。「セブン」では七つの大罪がモチーフでした。
俳優さんについて
語りたい俳優さんがいます！
まずみんな大好きジュラシック・パークでおなじみサム・ニール出てる！いいですよね〜画面が明るくなります。
サム・ニール！白髪も素敵！
そしてここからはどこかで見たシリーズ！
判事役・・・チャールズ・ダンス。調べたら、そ〜だそ〜だ！「ゲームオブスローンズ」のタイウィン・ラニスターでした！スッキリ。
もう、タイウィンとしかインプットされてません。怖い！
元軍のイケメン・・・エイダン・ターナー。「ホビット」のキーリ！！！
ドワーフ役でしたが、本当は背が高いんですね。当たり前か。
使用人・・・ノア・テイラー。「シャイン」の若い日を演じた演技派俳優！
優しそうなイメージのノアですが、怖かったです。
あと、ヴェラ役の女優さんがとってもきれいで、お洋服もとても素敵でした。真っ赤な水着が印象的でした。
ミステリーなのでネタバレはできませんが、全然犯人がわかりませんでした^^;
あんまりミステリーを読む方ではないので、全員が怪しく感じてしまいます（笑）
以前見た「オリエント急行殺人事件」もラストはとても意外でした。
この2015年にイギリスで公開されたドラマ「そして誰もいなくなった」は、３話構成で見応えもたっぷりで、ミステリーですが現代っぽいホラーみな演出もあり、島の美しい風景や、邸宅の仕立て、ファッションと、とても楽しめるシリーズでした！
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