GO TRIP 知多半田『新美南吉記念館』

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ひなぎくのほぼ日記

日曜日、愛知県の知多半田市にある『新美南吉記念館』に行ってきました!

『新美南吉記念館』とは?

『ごんぎつね』でお馴染みの新美南吉は、半田の出身。この自然と調和した素敵なデザインの記念館は、デザインコンペで決めたのだそう。地中に潜るような入り口は狐の穴のようですよね!

今は企画展「詩と遊ぶ・新美南吉と知多の自然」が開催中で、地元写真家の自然風景の写真とともに、自然を愛した南吉の詩がピックアップされ、展示されています。

新美南吉記念館ホームページ
新美南吉記念館は、愛知県半田市出身の児童文学者・新美南吉の顕彰を目的に、半田市によって平成6年に設立された建物です。南吉文学の世界を生涯とともに紹介しているほか、作品原稿や日記・手紙などの資料に加え、「ごんぎつね」などのジオラマ展示もしてい...

可愛い館内と貴重な資料

入館用220円ととっても良心的!館内も童話的であたたかい雰囲気です。

ごんの足跡が案内してくれます!

また南吉の貴重な生原稿も展示されていて、じっくり見入ってしまいます。

じ〜〜っと「ごんぎつね」の生原稿を見つめていると、ボランティアガイドのおじいさんが話しかけてくれました!

なんでも「ごんぎつね」は初稿では「権狐」であり、児童書「赤い鳥」に掲載されるにあたって、夏目漱石の一番弟子さんが3分の1も改編されたそう!

なんと、「ごんぎつね」の有名な衝撃のラストも少し違っていてびっくりでした。

本当にガイドさんのお話が聞けて良かったです!

ぜひ、記念館で、ごんぎつねのラストを調べてみてくださいね^^

そして、詩人でもあった南吉の詩は本当に心に響きます。

そこでびっくりだったのが、失恋した時に友人に当てて書いた文章がかなりロックだったことです!めちゃくちゃかっこいい詩ですし、字も芸術的!この書体真似して書いてみたいと思いました。

若くして結核で亡くなってしまった南吉ですが、本当に暖かい素敵な作品を残してくれました。

Cafe & Shop ごんの贈り物

併設されている小さなカフェとお土産やさん「ごんの贈り物」さんに立ち寄りました!最高の癒し空間です。詩集と童話集を購入し、カフェに入店!

権ブレンドコーヒーと梅ソーダを注文しました。

カップがかわいい!

梅が丸っと1個入った梅ソーダ絶品!

店内には絵本も置いてあります!

店内は素敵な音楽が流れ、窓から差し込むひだまりに癒される最高の空間です。

しかも美味しい!!!

ぜひ立ち寄っていただきたいスポットです。

周辺の美味しいラーメン屋さん「忠虎」

半田でおすすめのラーメン屋さんが「忠虎」さんです。

本枯節のラーメンが抜群に美味しいので、ぜひ食べていただきたい!

感想

新美南吉の「ごんぎつね」は、小学校4年生の教科書に必ず載っている、普遍の名作です。でも他にも名作がたくさんあって、詩も本当に素敵だということが分かる、素晴らしい記念館でした!

半田にお立ち寄りの際はぜひぜひ足を運んでみてください!

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