どんなおはなし?

中学時代、悪夢のバッテリーとして恐れられた清峰葉流火(きよみねはるか)と要圭(かなめけい)。
当然高校は一流の私立に進むものと誰もが思っていた・・・
しかし、キャッチャーの圭は事故で記憶喪失になり野球の記憶も一切無くなってしまう。
智将としてクールでクレバーな野球をしていた彼が、なんと寒い一発ギャグを連呼するアホとなってしまったのだった。

学校も「近い」「女子が可愛い」というだけで野球部も無い都立を選ぶ。
圭と一緒に野球をやることに重きを置いている葉流火は自分も都立に通うことに。
その都立小手指(こてさし)高校には、かつて清峰・要バッテリーに完膚なきまでに叩きつけられ、野球を辞めてしまった天才プレイヤーたちもいて、紆余曲折ありながらまた共に野球をすることになるのだった。

漫画はジャンプ+で連載中
今季アニメ化された、みかわ絵子先生の「忘却バッテリー」は、ジャンプ+で2018年から連載されています。6年も前とは驚きですが、今年はアニメ化もされ、その面白さが知られるところとなり、人気に火がついています!

かく言う私もその1人で、なぜ今まで読んでいなかったのか悔やまれます><
絵はデスノートの小畑先生を思わせる作画で、登場人物もイケメン揃い。キャラクターも最高です。
アニメでは、製作は「進撃の巨人」などのMAPPAさんが手がけられていて、野球をするシーンも流れるようで美しいです。特に第7話のバッティングセンターのシーンは実写のように美しかったです。
ジャンプには絶対必要なギャグ要素が秀逸
ジャンプ漫画って、ギャグセンスがないとヒットしないですよね。
名作「スラムダンク」も最初からギャグ全開でした。花道のフラれ歌とか最高でしたよね。この「忘却バッテリー」もとにかくギャグが最高です。
特に、対戦先の帝徳高校の監督や、なぜかいつも試合にいる野球通の知らないおじさんが最高で、みかわ先生のセンスをビシバシ感じます!

たまに出てくるサイヤ人とか・・・ジャンプネタもたくさんでファンにはたまらないんです。

しっかりとしたストーリー展開
ギャグが最高と言っても、しっかりとした王道スポーツ漫画で、努力・友情・勝利の法則もしっかりと継承されています。

感覚的には「銀魂」と「スラムダンク」を足したような読み心地で、山田太郎くんという主要キャラがツッコミを入れてくれてくれます。トリコの小松とか、銀魂の新八のような存在!
また「スラムダンク」でもそうですが、出てくるキャラクターがみんな味のあるキャラで、憎めません。全員好きになってしまうんですよね。

面白くなってくるのは、記憶喪失の圭が何かの拍子に記憶が戻り、「智将」として一時的に戻ってきてから物語は急激に面白くなってくるので、ぜひ読み進めてほしいです。
ジャンプ+では全話無料で読むことができますので(無料は1回限り)、ぜひぜひアニメと共に読んでいただきたいです。
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