どんなおはなし?
ロッククライミング中に恋人を転落死で亡くしたベッキーは生きる気力を無くしていた。親友のハンターは彼女を立ち直らせようとある提案を持ちかける。
危険な挑戦動画で人気のハンターは、今は使われていない600メートルある電波塔に登り、そこから彼の遺灰を蒔こうというのだった。
最初は乗り気ではなかったベッキーも決意を固め、見事登頂に成功する。
撮影も終え、ハシゴを降りようとした瞬間、整備されていなかった電波塔の梯子が崩れ落ち、間一髪助かった2人は頂上部に取り残されてしまう・・・
彼女たちは途方に暮れながらも、持ち物を駆使して救助を呼ぼうと奮闘するのだが・・・
恐怖の鉄塔!!
スコット・マン監督はアクションシーンに定評のある方です。
今作も、600メートルの電波塔だけで起こる恐怖で絶望感や閉鎖感が抜群に怖いんですよね。
高所恐怖と、そこから抜け出せないという閉鎖恐怖もあってみてるこちらもパニックになりそうです。
老朽化した鉄塔というのも怖くて、錆びていたり、ネジが外れそうだったり、ハシゴの足が折れたり、強風が吹いたり、ハゲワシが襲ってきたりと危機が絶えません。
でも2人が絶望の中から携帯やドローン、着ている服までも利用してなんとか助けを呼ぼうとするシーンは見応えがあります。人間追い詰められると色んなアイデアが浮かぶものですね。
「人生は短くて、一瞬で終わってしまう。だから瞬間瞬間を懸命に生きる。」
と親友のハンターは言ってしましたが、しかしこんなにヤバすぎること、なんでするねーん!!と突っ込みたくもなります。
なんとなく、ナイト・シャマランみを感じたのは私だけでしょうか・・・?
公開当時、これをスクリーンで見た方は怖さ倍増だったと思います。私はテレビくらいでちょうど良かった泣
なかなか意外な展開もあって最後まで「おおう・・・」と思えること間違いなし!
アマゾンプライムビデオで配信中ですのでこの機会をお見逃しなく!
FALL/フォール(Amazon.co.jp – Amazonプライム-)
コメント