どんなおはなし?
オーストラリアの若きダンサーたちの憧れ、名門ダンススクール「ブレント・スタジオ」でフルタイムクラスに入学した生徒たちのクラスレベル分けや、イベント出場、卒業公演に密着したリアリティ・ショー。
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とにかくレベルが高く、中でも上位組「ジャズ1」に選ばれた生徒たちの素顔に密着している。
ケガによる挫折や、家庭環境の悩みなど、講師のキャシーなど大人たちや同期の友人との交流によって、自らの殻を破り才能が開花していく様は必見。
ピックアップされたダンサーたち
マックス・O
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ふわふわヘアーが特徴の小柄のイケメン。小柄だがパワフルなダンスは全身バネのような瞬発力がある。誰もが認める技術・パワフル・カリスマ、全てを兼ね備えた逸材と講師キャシーが絶賛する生徒。しかし自身は奥手で人間関係を築くのが苦手であり、弱い一面を克服しようとしている。
マックス・シモンズ
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しなやかな長身で、独特の色気がある。技術も雰囲気もあり、8歳の頃からブレントスタジオに通っており、キャシーのお気に入りの1人でもある。同期のコナーと恋人関係にある。
コナー
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グラヴィエ・ドラン似のイケメン。初めは目立たなかったが、センターに抜擢され存在感が増す。マックス・シモンズと恋人関係にある。親にカミングアウトできなくて悩んでいる。
エミリー
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ぽっちゃり体型で「田舎から来た子かな?」と思わせる風貌だが、実際のダンスはパワフルで思わず目を奪われてしまう。
家庭環境に問題があり、自己肯定感が低めだが、講師との交流から、卒業公演の頃には吹っ切れたような気迫あるダンスに鳥肌必至!
ティアナ
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中東系の美しい顔立ちながら、パワフルなダンスを見せる。クラスの誰もが認める優等生。過去にいじめられた経験があり、引きこもっていた時に体を鍛えた事でダンススキルが飛躍的に向上。ダンスが上達するといじめられなくなったという。とてもストイックだが、レッスン中に足を怪我してしまい落ち込むシーンもある。
アーチャー
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スラリと長身の美しいブロンドと顔立ちの美女・・・かと思いきや性別はノンバイナリーという彼。電車などで「ゲイが乗ってる」と影口を言われることも日常茶飯事で、心を痛めている。ダンスのスキル・・・というよりは、独特なオーラがあり、キャラクターとして存在感がある。
私はこの中で、特にエミリーが大好きで、後半のエミリーのダンスを見ていると、人を惹きつける力というのは見た目だけでなく、内から湧き出る意思とかひたむきさとか純粋さとかそういうものなんだなと気付かされます。
ダンスシーンがたっぷり
ダンサーたちの私生活に重きを置きがちなリアリティーショーですが、この「ダンス・ライフ」はダンスシーンもたっぷりです。
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途中2回、会場でダンスを発表するシーンがありますが、練習風景も含めて、発表の演目もしっかりとしたカメラワークで見せてくれます。
私が何度も見てしまったのは、やっぱりエミリーのダンスシーンですね。鬼気迫る迫力があります!
若者が社会に出ていく不安も描いている
大勢のスクール生たちの夢はエージェント契約する事です。しかし卒業公演などでエージェントの目に留まり、スカウトされるのはほんの数人。実力に加え、人間的な魅力や個性、カリスマ、そして運などが必要です。
この密着の中でも「スカウトが来なかったら店員をするしかない」「サブウェイとかは?」「やっぱり無理、向いてない。ダンスしかできない」というやりとりがありました。小さい頃から学業を犠牲にしてダンスに取り組んだ子供たちに身内たちも「あの子にはダンス以外生きていく道がない」と思っています。
生徒の1人、アーチャーはノンバイナリーであることに引け目を感じていましたが、「ダンスの世界が一番自分をありのまま表現することができ、それが人に認められることで、自分を肯定できる」とも語っていました。
そんな個性的な彼らが、芸術以外の世の中で生きていくのはとても不安でしょう。
人はそれぞれみんな個性があって、それぞれが適材適所で社会に生きていけたら素晴らしいのになと思います。
とにかく圧倒的なダンスに魅了されること間違いなし!
ぜひアマゾンプライムビデオで見てみてください!
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