本ブログでは、これまでにも「ウルトラマン」の作品を取り上げてきました。
1966年(昭和41年)の放送開始以来、57年にわたり全世界で愛され続けている不滅のヒーロー「ウルトラマン」。
放送当時から、その斬新なフォルムのデザインは話題になりました。CGにアニメとなった最新作でもそのフォルムの秀逸さは際立っています。
今回は、「Ultraman: Rising」をご紹介します。
どんなお話
MLBのスター選手、サトウ・ケン(CV:山田裕貴)にはもう一つの顔があります。
それは、なんと、地球を守るスーパーヒーロー「ウルトラマン」なのです。
先代ウルトラマンの父に頼まれ、ケンは帰国して日本のプロ野球、ジャイアンツの一員に加わります。
しかし、野球の試合の途中に、突如出現した強大な怪獣ジャイガントロンによって平和な日常は破られます。やむなくケンはウルトラマンとなって戦うことになります。
そして、怪獣防衛隊(KDF)と三つ巴の戦いのさなか、ケンは、「宿敵」の子である「赤ちゃん怪獣」を助け、なんとそのお世話を始めるという、思いもよらない事態になります。
一人で怪獣の世話と野球選手との両立に限界を感じ、疎遠になっていた父親と再び連絡をとることになります。
そして、「ウルトラマン」であることの本当の意味と向き合うことになるでした。
そんななか、「エミ」と名付けられた赤ちゃん怪獣に危機が迫ります。
みどころ
ウルトラマンのフォルムの美しさは永遠です。今作品でも、ウルトラマンの特徴の一つの大きな目が青白く光る様子は幻想的でさえあります。
身体が少し、アメリカナイズされて、手足が細く、逆三角形なのはご愛敬です。(笑)
得意技を連発しないのもアメリカ的だと感じました。
そういえば、スパイダーマンもスーパーマンもウルトラマンのスペシウム光線のような必殺技はありませよね。(笑)
これまでは、ウルトラマンとは協力関係にあったはずの、怪獣防衛隊(KDF)が、今作は敵役というのも意外でした。
それから、ケンと交流を深めるシングルマザーのジャーナリスト、ワキタ・アミ役に早見あかりさん。早見さんといえば、「シン・ウルトラマン」での好演が話題となりました。
赤ちゃん怪獣エミは無邪気でとってもかわいくて癒されます。
ハラハラドキドキのあっという間の2時間でした。
「Ultraman: Rising」は2024年6月14日よりNetflix(ネットフリックス)で独占配信されています。
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