どんなお話
1682年フランス。田園地方の庭園で、ひとりで生きるサビーヌ（ケイト・ウィンスレット）の元に、予想もしない仕事のオファーが舞い込みます。
なんと国王ルイ14世（アラン・リックマン）が計画する新たなる王宮の庭園建設に白羽の矢が立ったのです。国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートル（マティアス・スーナールツ）との面接を受けますが、伝統と秩序を重んじる彼と対立してしまいます。しかし、自由な精神で庭と向き合う彼女の言葉が忘れられず、ノートルは、大きな可能性を秘める彼女に、少しずつ心魅かれていくのでした。
ケイト・ウィンスレットが美しい！
ケイト・ウィンスレットといえば、あの「タイタニック」で一躍時の人となり。その後も数多くの映画に出演して、実力派女優としての評価を高めています。
彼女の佇まいはどこか儚げで、それでいて、力強く、そして、美しい。控えめな役どころでもかえって存在感のある素晴らしい俳優さんです。
このほか、本作品では、フランス庭園の美しさも堪能できます。
当時の服装もとてもおしゃれで古臭いところなど少しもありませんね。
歴史ドラマならではの時空を超えてあのフランス絶対王政時代にタイムスリップしたかのような感覚になります。
ちなみに、絶対王政の全盛期はこのルイ14世の時代で、後のルイ16世の時代には、あのフランス革命が起きることになります。
素晴らしい作品ですが、お相手役のマティアス・スーナールツの目もとが、あの「プーチン大統領」に似ていて、それがわかってから彼が出てくると、なぜが吹き出すようになってしまいました。（笑）
機会あればぜひご覧ください。
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