オダギリジョーが美しい!「メゾン・ド・ヒミコ」

スポンサーリンク
ひなぎくのほぼ日記

どんなおはなし?

しがない建設会社の事務として働く沙織

ある日、雨の中、美しい男が訪ねてくる。

ゲイであることをカミングアウトし、母と沙織を捨てた父・卑弥呼がガンの末期で余命少ないという。

そこで、彼の経営するゲイのための老人ホーム「メゾン・ド・ヒミコ」の雑用のバイトに来て欲しいと、その美しい父の恋人、春彦は依頼してきたのだ。

父のことは決して許せない沙織だったが、1日3万円という高額のバイトに目が眩み引き受けることに・・・。

最初は嫌悪感でいっぱいだったホームの住人にも、いつしか心を開いていく沙織だが、卑弥呼のことはどうしても許せないでいるのだった。

大ヒット作「ジョゼと虎と魚たち」のスタッフ陣集結!

「ジョゼと虎と魚たち」も大好きな映画です。池脇千鶴の演技力が圧倒的で、本当に素晴らしい作品でした。

今作、「メゾン・ド・ヒミコ」も監督・犬童一心、脚本・渡辺あやのタッグで、ジョゼの雰囲気漂う作品となりました。

キャスティングが素晴らしいです!

柴咲コウは、沙織そのままの雰囲気で、いつも眉間に皺を寄背て不機嫌そうな、それでいて美しさをうちに秘めている役どころがピッタリでした。

そしてなんといっても、オダギリジョーが美しい!

「このホームは手放そうと思っていたが、君のような美しい男が、このホームの後継者となれば話は別だ」

これはパトロンのおじいちゃんのセリフ。

そのセリフがピッタリハマるんですよね。

オダギリジョーはインタビューの中で「この役をもらったときに、ゲイっぽい仕草を取り入れた役作りをしようと考えていたけど、そういうのを一切排除してみようと思った。」と言っていた通り、ゲイっぽい仕草って全くしないんですよね。でもなんか「ぽいな」と思わせるのは衣装のせいでしょうか?とにかく春彦のキャスティングは素晴らしかったですね。

そして、卑弥呼役に田中 泯。とてつもない存在感を放つ卑弥呼役、ぴったりでした!この卑弥呼がいることで、映画全体がまとまって、伝説のゲイバーのママと言われてもしっくりきます。

「メゾン・ド・ヒミコ」はバンド活動

DVDには犬堂監督のメッセージカードが封入されていてそこには『メゾン・ド・ヒミコは久保田修、小川真司、渡辺あや、犬童一心によって結成されたバンドによる「ジョゼと虎と魚たち」に続く新曲です。』と書かれています。

素敵ですよね!

「愛とは」

父のことを許せない沙織ですが、母は父のことをとっくに許し、愛し続けていたと心の底ではわかっていて葛藤しています。

その沙織に、卑弥呼は「あなたが好きよ。」と呟きます。

また、春彦は「この人がいなくなったら生きている価値が見出せなくなる。だからなんでもいいから欲望が欲しい。愛より欲望なんだよ。」と訴えます。

この映画では、「愛って素晴らしい!愛は全てに打ち勝つ!」という愛が絶対思想ではありません。根底に溢れる愛する気持ちについていけなくて、否定したり拒絶したりの、そんな人間の弱さや悲しさに寄り添う映画です。

きっとみなさんの心にも寄り添ってくれるでしょう。

メゾン・ド・ヒミコ(Amazonプライムビデオ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました