『レベル・ムーン:パート2傷を刻む者』ついに農村での戦いに突入!

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ひなぎくのほぼ日記

どんなおはなし?(ネタバレ含みます)

「パート1:炎の子」レビューはこちらから

前回、帝国マザーワールドの敵将ノーブルコラが殺し、ヴェルトの村は安泰かに思われていた。

しかし帝国の技術で蘇生したノーブルが、再びヴェルトの村にやってくる!

コラたちは、タイタス将軍の指揮で村に要塞を作り、小麦の刈り取りを済ませ、村人たちに軍事訓練をしながらその時に備えていた(完全に七人の侍)。

ある日、タイタスはチームの絆を深めるため、各々の過去を共有する。

しかしコラだけは真実を語らなかった・・・。

(恋仲となったガンナーだけには、実はマザーワールドの摂政バリサリウスの養女で、イサ姫を暗殺したアースレイアスであると明かす・・・)

いよいよ、提督ノーブルとともに弩級艦がやってきて、戦いへと突入するヴェルト村。

果たして、コラたちは勝利を手にすることができるのか・・・。

明かされる反乱者たちの過去

前回のパート1で、なんとなく物足りなかったのって、キャラが立っていないことでした。

せっかく良い俳優さんで、素晴らしい映像なのに、一人一人へのフォーカスが甘くて勿体ないなって思ってたんです。

今作では、一人一人が自分の過去について話し、どうして帝国マザーワールドに対して復讐心があるのかが分かり、だいぶキャラが深くなっていました。でもやっぱりまだ足りなくて、戦闘シーンを削ってでももっと人物にフォーカスしてほしかったですね。

それを思うと、「七人の侍」はキャラがとても魅力的だったし立っていましたよね。改めて名作だと思います。

とはいえ、過去編は大好物!

剣士ネメシスや、タラク王子、タイタス将軍の過去・・・それぞれに悲しすぎました><

コラがカッコいい

帝国軍の摂政の養女アースレイアスであり、最高の戦士であるコラ。

イサ姫を暗殺したことによりスカーギヴァー(傷を刻むもの)という二つ名もあります。

そんな戦士コラがパート2では覚醒!!

恋人ガンナーと共に弩級艦に乗り込み、次々と敵を倒していくアクションは必見です!

演じたソフィア・ブテラの怒ったような悲しんでいるような表情も最高で、目が惹きつけられます。

ジミーの存在感がすごい

ロボット騎士のジミーがいざという時に頼りになります。

そして、声がアンソニー・ホプキンスなのでセリフの説得力が半端ない・・・笑

造形も美しく、鹿の角の王冠がかっこいいです。

このジミー、実際に中には人が入り撮影。それをCG処理しているとのことで、なるほど所作がとても美しかったです。

実はイサ姫が・・・!(ネタバレ含みます)

マザーワールドの王家は、摂政バリサリウスの陰謀により暗殺され、イサ姫も当時養女としてバリサリウスに支えていたアースレイアス(コラ)によって殺されてしまう。

イサ姫は、ヒーリングの能力を持っていて、その存在で宇宙を平和に導く者とされていた。

そのイサ姫を手にかけたことを後悔していたコラだったが、映画ラストに、タイタス将軍から「イサ姫は生きている」と告げられる。

その展開を望んでいた私は「フーーーっ!!」ってなりました。

ここから、姫を探し、マザーワールドと戦うという展開に突入します。

しかし映画はここで終了・・・

待って、パート3は?

と検索したところ、パート3が撮影できるかどうかはパート2の評価にかかっているそう。

これは「ダブルいいね!」を押さないと!

この映画、本当に勿体ないんです!

メイキング映像も見ましたが、きっともっと奥深い設定があって、まだ見えてきていないだけ。

惑星ごとの言語の造形も変えていたり、特殊メイクやCG撮影も手がこんでいて、実物主義の監督はなんと飛行艇や村そのものを作ってしまうほど。小麦も本当に植えて(しかも無農薬栽培というこだわり)収穫したというので驚きです。

映画にはディレクターズカット版もあり、そこでエピソードの補完があるかもしれません!見てみないと!

この詳細な設定は絶対ドラマ向きだったと思いますが、もしこれからパート3、パート4と回を重ねて行けたらどんどん深みが増していく作品だと思います。

ぜひ続編を期待したいですよね!単純にイサ姫が見たい!

続編が発表されたらまた取り上げたいと思います!

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