わたしの2022年映画ベスト5

スポンサーリンク
ひなぎくのほぼ日記

今年見た映画の中からお題をつけてランキング形式で発表していく「映画なんでもランキング」!

今回は、スタッフHUによる、わたしの「2022年映画ベスト5」をお送りいたします。

5位 ドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』

偉大な映画スター、オードリー・ヘプバーンは、少女時代に、移り住んだオランダで第二次大戦が始まり、戦火が激しくなる中、栄養失調になってしまいます。戦後、バレエを足掛かりに端役として映画、舞台に出演するなか、あの「ローマの休日」で一夜にしてスターの仲間入りを果たします。

生涯、家族を大切にして、愛を探し続けた人生でした。俳優としても絶頂期の60年代後半、子どものために表舞台から身を引くことになります。

後半では、主にユニセフでの活動が描かれます。あの第二次世界大戦の最中、栄養失調だった彼女を救ったのがユニセフの前身団体だったことを忘れていなかったのです。ユニセフ親善大使となった彼女は、アフリカ、アジアなどを積極的に訪問します。俳優時代には目立つことを嫌い、記者会見やインタビューを避けていたのに、自分の知名度を子どもたちのために利用できると考え、自らユニセフの広告塔になる決意をしたのでした。

この映画ではオードリーの俳優としても魅力はもちろん、人としてもその生き方を尊敬できることを再認識できました。

4位 ジュラシック・ワールド/新たなる支配者

前作「炎の王国」では、火山噴火で危険の迫った島からオークションのために連れ出された恐竜たち。最後には世界に放たれてしまいます。

人類と恐竜たちのその後の世界を描いたのが本作です。「ジュラシック・ワールド」シリーズではキーとなっているヴェロキラプトルのブルーがなんと子連れに・・なぜ?そして前作で恐竜を島から連れ出すことを首謀したロックウッド家の秘密の子供「メイジー」。当時のロックウッド家の当主が娘を失った悲しみからクローンとして生み出されたとされていましたが、その出生の秘密がついに明らかになります。

初代「ジュラシック・パーク」のアラン・グラント博士、エリー・サトラー博士。そして、「ジュラシック・ワールド」のオーウェン、クレアが一堂に会するのも見どころです。

なお、「ジュラシック」シリーズの最終章とされていますが、個人的には続編を期待しています。

3位 シン・ウルトラマン

ウルトラマンの登場シーンから、早くも衝撃。あるはずの「カラータイマー」がないんです! でもこのウルトラマンは理屈抜きで美しいです。もうメタリック感が、地球外感ハンパないです。そして、必殺技スペシウム光線。美しすぎます。しかも必殺技にもかかわらず出し惜しみしません。

ウルトラマンは時代を超えてもやはり人間の味方でした。数々の宇宙からの侵略者から地球を守ってくれます。まさに体を張って。オリジナルの正体を隠してという設定は、ちょっと違いましたけど(笑)

最終決戦は、やはり宿敵ゼットン。設定がハンパなくて圧倒的でした。

本作はオリジナルを知る人も初めて見る人も楽しめる作品に仕上っています。ヒロイン長澤まさみさんの体を張った熱演も必見です。米津玄師氏の主題歌が物語を彩ります。機会がありましたら、是非ともご覧ください。

2位 トップガン マーヴェリック

あの名曲『Danger Zone』をバックに始まる最初のシーンから、懐かしさと期待で胸がいっぱいに。

前作から36年が経ちました。けれど、トムのあの笑顔は少しも変っていませんでした。そして、主人公マーヴェリック(トム)は、その性格ゆえに一向に出世せず、いまだに現役パイロットであり続けていました。今回のミッションは「トップガン」をしても実行不可能かと思える、前作の何倍も難度の高いものでした。そこで、最後の切り札として呼ばれたのが、マーヴェリックなのでした。

この映画の見どころのひとつ航空シーンは、CGではなく実写です。F/A-18やF-14が画面狭しと大活躍します。また人体へのGフォースの影響描写も迫力満点です。

より速く飛ぶために無駄を極限までに取り払ったデザインの機体は本当に美しいです。この美しい機体が美しいまま実戦に出る事態が起こらないことを切に願いました。

トップガンには前作には入っていなかった女性が入っていたりして、時代の流れを感じます。

レディー・ガガが歌う映画の主題歌「Hold My Hand」も映画を盛り上げます。

前作を見た方も見ていない方も是非ともご覧ください。

1位 すずめの戸締まり

テーマは災害(地震)と重いです。物語はシリアスな展開の連続になります。でも観終わった後の爽快感はさすが新海監督と思わせます。

九州の宮崎で叔母と暮らす高校生鈴芽(すずめ)。ふとしたことから青年「草太」と出会います。「閉じ師」だという彼が、不思議なネコに「椅子」に変えられてしまいます。そこから「すずめ」と「草太」の災いの元凶の「扉」を閉めていくという不思議な旅が始まります。

不思議なネコを追って二人はフェリーで四国へと渡り、今度はヒッチハイクで神戸へ。そして新幹線で東京へと旅は続いていきます。

旅先での人々との触れ合いも見どころのひとつです。見知らぬ土地で誰一人として知人のいないすずめを皆暖かく迎えてくれます。

東京で「草太」に起こった悲劇。そんな草太を救うためにすずめはさらに北に向かうことに。今度は草太の友人「芹澤」と叔母の環、そして、不思議なネコ「ダイジン」も一緒です。

ついに、たどり着いた地で「すずめ」が見たものは。そして、「草太」の運命は・・

是非とも劇場でご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました