どんなおはなし?
1985年にエチオピアの飢餓と貧困救済のためにハリー・べラフォンテ(映画「ビートルジュース」にも使われた「バナナ・ボート」は有名)が声を上げ、立ち上がったチャリティ。
イギリスのバンドエイドの発起人、ボブ・ゲルドフにも協力を仰ぎ、クインシー・ジョーンズがプロデュース、作曲はマイケル・ジャクソンと、ライオネル・リッチーという豪華なスタッフで名曲「We Are The World 」は誕生した。
そして超豪華アーティスト45人が一夜、ひとつのスタジオに集まるという奇跡のような収録が行われた。
その様子を、当時の映像や、参加アーティストの現在のインタビューも混じえて構成されるドキュメンタリー。
新たな発見のあるドキュメンタリー
「We Are The World 」のドキュメンタリーは以前から存在し、私も見たことがありました。YouTubeなどでも見ることが出来ます!
このドキュメンタリーを何度も見ていてある程度のエピソードは把握していたのですが、この新しいドキュメンタリーでは、「そうだったんだ!」と知らないエピソードもあり、すごく楽しかったです!
例えば、作曲にはスティービー・ワンダーの名前も挙がっていたのですが、何度電話しても出なかった、とか。
プリンスに来て欲しくて、当時彼女だったシーラEに何度も確認すると、私じゃなくてプリンス目当てなのね!とキレて帰られる、とか。
ボブ・ディランが、歌い方に困ってスティービー・ワンダーに助けを求める、とか。
とにかく新しい発見がいっぱいのドキュメンタリーでした!
6300万ドルの売上があり、印税は全て寄付されたそうです。
「今このスタジオに爆弾が落ちたら、アメリカのヒットチャートが変わる」
と言われるだけの大物アーティストが集った奇跡の一夜。
ぜひ歴史に残る、ポップスが最高に輝いた夜を目撃してみてください!
ちなみに、私の一番好きなパートは
ヒューイ・ルイス → シンディ・ローパー → キム・カーンズ
です。
何度聞いても鳥肌がたつほどかっこいいんです。
ぜひ、聞いてみてください!
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