もうすぐクリスマスですね!我が家では子供たちが小さい頃、絵本をプレゼントしていました。
それというのも、私の大好きな映画『ユー・ガット・メール』の中で、「子供の頃出会う本は子供の人格形成に大きな影響を与える」と書いてあったからです。もう子供たちも大きくなり、絵本をプレゼントできない寂しさ・・・なのでまだお子様が小さい方に向けて、クリスマスにプレゼントしたい絵本を五冊選んでみました。
ぐりとぐらのおきゃくさま
お客さまは誰? ぐりとぐらのクリスマス絵本
ぐりとぐらは、森で雪の上に大きな足あとを見つけました。足あとは森をぬけ、原っぱを通り、ぐりとぐらの家まで続いていました。ドアを開けると玄関には大きな長靴、壁には真っ赤なオーバーと白いマフラー、そして赤い帽子がかかっています。いったい誰? そのときいい匂いがしてきたので、台所にいってみると、そこにはまっ白なひげのおじいさんが焼きたてのケーキを作って、待っていました。ぐりとぐらのクリスマスの絵本です。(福音館HPより説明を引用)
先日亡くなられた中川李枝子さんの代表作であるぐりとぐらシリーズのクリスマスバージョンです。青と赤のケープを羽織って、ニット帽を被ったぐりとぐらが可愛すぎる!変わらぬ優しいお話に癒されます。
てぶくろ
動物がみんなで入って、手袋の中は満員!
おじいさんが森の中に手袋を片方落としてしまいます。雪の上に落ちていた手袋にネズミが住みこみました。そこへ、カエルやウサギやキツネが次つぎやってきて、「わたしもいれて」「ぼくもいれて」と仲間入り。手袋はその度に少しずつ大きくなっていき、今にもはじけそう……。最後には大きなクマまでやって来ましたよ。手袋の中はもう満員! そこにおじいさんが手袋を探しにもどってきました。さあ、いったいどうなるのでしょうか?(福音館HPより説明を引用)
私が小さい頃から大好きな絵本で、子供たちにも大好評だった絵本です。
人間の手袋の中に、絶対そんなにはいらにでしょ!というくらい動物がぎゅうぎゅう詰めに入っているのが不思議で面白い絵本です。子供心に、手袋の中が四次元になっているのかな?と思ったりして想像力を掻き立てられます。
メリークリスマス、にじいろのさかな
『メリークリスマス、にじいろのさかな』は、主人公の「にじうお」が「メリークリスマス!」と呼びかけると、友達が集まって来て、みんなと一緒に海の仲間たちのところに「メリークリスマス」を言いに行くというもの。
年少版なので、全部ひらがなで文字は少なめですが、相変わらずキラキラで温かみのある色彩が美しい!! そして、さりげないお話なのに、ほのぼのとしています。(講談社HPより説明を引用)
最近お亡くなりになった谷川俊太郎さんの訳がとてもやさしい文体で描かれている絵本です。にじいろのさかなシリーズは、ホログラムという特殊印刷で印刷されていて、キラキラ光るのが特徴です。子供たちはそのキラキラした部分を触ったり、角度を変えて楽しんだりできます。
くまのコールテンくん
デパートのおもちゃ売場のくまの人形を一目で好きになり、自分の貯金をはたいて買いに行く。女の子と人形との心のふれあいを描く。
(偕成社HP説明より引用)
読み聞かせするたびにうるっとしてしまう素晴らしい絵本。
ボタンの取れかけたくまのぬいぐるみを、女の子がお小遣いで買って修理して一緒に暮らすという、最高にあたたかいストーリー。子供たちはこれを読んできっとぬいぐるみを大事にしようと思うはず。
ビロードのうさぎ
クリスマスに男の子の家に来たのは、ビロードでできたうさぎのぬいぐるみ。男の子は毎晩うさぎと一緒に寝たり、一緒に遊んだり、それはそれは大事にしてくれたのです。ぼろぼろになってもうさぎは幸せでした。それは「男の子のほんもののうさぎ」になったと感じていたから。ところが別れは突然やってきて……。うさぎの考える「ほんもの」とは? そしてうさぎの身におこった奇跡とは?(絵本ナビHP説明より引用)
映画「人生はビギナーズ」でも登場した絵本。酒井駒子さんのイラストも美しい絵本で、プレゼントにはぴったりの一冊です。
どの絵本も本当におすすめです。絵本は子供、そのまた子供へと受け継がれていく素晴らしい宝物。ぜひ良質な絵本をプレゼントして見てはいかがでしょうか。
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