NHK総合で放送中の「あの日 偶然そこにいて」。ご覧になっていますか。
この番組は、その時代を象徴する「あの日の映像」に偶然映り込んだ人をわずかな手がかりから徹底捜索して、その人のその後のドラマチックな「人生」をたどっていくドキュメンタリーです。
偶然が巻き起こす奇跡。それぞれの人生には感動的なドラマがあることに気づかされます。
筆者も毎回楽しみにしている番組のひとつです。
今回は、また特別な思いで見ました。
あの伝説の名馬「オグリキャップ」が取り上げられたのです。
そこで、今回は、「オグリキャップ」についてご紹介したいと思います。
オグリキャップとは
「オグリキャップ」は、地方競馬出身ながら、その実力を買われて、中央競馬に転身するや、重賞12勝(うちGI4勝)など、数々の記録を打ち立てました。
スーパークリーク、イナリワンの二頭とともに「平成三強」と称され、騎乗した武豊騎手の人気と相まって第二次競馬ブームを巻き起こします。
そして、第一次競馬ブームの立役者とされるハイセイコーに匹敵すると評される高い人気を得ました。
その地方競馬こそ、筆者の地元の近く、岐阜県笠松町の笠松競馬場です。
筆者はそれまで、それほど競馬には興味はなかったのですが、オグリキャップのひたむきな走りをテレビで見てからすっかり魅了されました。
特に、引退レースとなった1990年12月23日の有馬記念では、それまで連敗を喫していて、メディアから「オグリは終わった」とささやかれる中での劇的な勝利で、今も伝説となっています。
筆者もレース後の「オグリコール」には鳥肌が立ちました。
この番組でもオグリキャップの勝利に涙を流す女性や、「苦しいときにオグリの存在が助けになった」と語る女性、さらにはオグリキャップの「雑草魂」にひかれて引退式に駆け付けた女性が映し出されていました。
当時、競馬場には多くの女性が駆けつけていました。
どんな状況でもけっしてあきらめず走り続けた「オグリキャップ」に筆者も勇気づけられました。
3分でわかった気になる名馬動画(JRAのサイト)
ありがとう「オグリ」!
奇しくも今日はその有馬記念の日です。
コメント