今までU-NEXTか、DVDでしか観ることのできなかった映画『PERFECT DAYS 』が、ついにAmazon プライビデオで配信されました!
このブログでは以前にもこの映画をご紹介しています。
映画の内容については、前回のブログを参照していただき、今回はこの映画の見どころについて語っていきたいと思います!
見どころ①ヴィム・ヴェンダース監督の撮る日本
ヴィム・ヴェンダースと言えば『ベルリン、天使の詩』。詩的で哲学的な芸術性あふれる映画を撮る監督で有名ですが、その監督が日本の東京を撮るとこんなにもオシャレになってしまうのか!という、圧倒的センスに驚愕すること間違いなし。
上に添付した過去ログには、ヴェンダース監督のインタビュー映像のリンクもありますのでぜひご覧ください!
見どころ②ノリに乗ってる役所広司の演技
どの映画やドラマでも素晴らしい演技をみせてくれる役所広司さんですが、この映画ではそのキャリアの頂点とも言えるべき演技で映画の質を底上げしています。
ヴェンダース監督は、役所広司さん演じる平山という役に僧侶のような雰囲気の男とキャラ付けしていて、それが見事に表現されていました。
見どころ③音楽
ヴェンダース映画で重要な役割を担うのはなんと言っても音楽。
この映画では「平山がカセットテープで聴く音楽」という設定でヴェンダース監督自身が選曲した曲が使われていて、それがまた最高のセンスなんです。ぜひ、サントラもあわせて楽しみたい映画です。
見どころ④本が読みたくなる!
私自身が読書にハマっていることもあって、平山の読者スタイルには痺れました!
寝る前や、お昼休憩、コインランドリーでの洗濯待ち、いつでも本を読んでいる平山。
そして読み終わると、古本屋に行き、新しい本を購入するスタイル。
なんというコスパの良さ。
一冊を読み終えた後、充実した気持ちでその本をまじまじと観察する気持ち、とてもよくわかりすぎて、ますます読書が好きになりました。
選書は過去ログで上げていますのでぜひご覧ください!
と、まだまだ見どころの尽きない名作ですが、prime Videoが年末にビッグなプレゼント配信してくれてますので、何回でも堪能できます!
この機会に、このエバーグリーンとなる名作をぜひご覧ください!
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