壮大な冒険活劇「80日間世界一周」

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ドラマ

この作品は、アカデミー賞5部門に輝いた映画史に残る傑作映画ですが、多くの人にとっては、この映画のテーマ曲がおなじみではないでしょうか。

作曲はビクター・ヤングで、「アカデミー賞最優秀音楽賞」を受賞しています。 世界旅行のイメージにぴったりの優雅な曲調は、今もテレビやラジオなど様々なシーンのBGMとして使われています。

今回は、映画「80日間世界一周」の魅力をお伝えしていきます。

どんなおはなし

物語はイギリス後期ビクトリア朝、1872年10月2日のロンドンから始まります。

イギリス人資産家フィリアス・フォッグは、ロンドンの紳士クラブ「リフォーム・クラブ」で、会員たちと新聞のある記事について議論をします。

「イギリス領インド帝国に新たに鉄道が設けられた」という記事と、それに伴って80日で世界一周ができるという計算結果が載っていました。

フォッグは、これが実現可能なものであると主張して、それを立証するために自ら世界一周に出ることを宣言して、会員たちと賭けをします。
もし、期限内に世界一周を果たせなかった場合、彼は、全財産を失うことになります。

召使のジャン・パスパルトゥーを従えて、世界を80日間で一周しようと試みる波瀾万丈の冒険物語の始まりです。

主なキャスト
フォッグ(デヴィッド・ニーヴン)
パスパルトゥー(カンティンフラス)
アウダ姫(シャーリー・マクレーン)
フィックス刑事(ロバート・ニュートン)

みどころ

本作品は、ジュール・ベルヌの原作を巨額の製作費をかけて映画化したアドベンチャー大作となっています。

80日間世界一周

鉄道や蒸気船、気球など、様々な乗り物が登場します。ゾウさんにも乗ってました。(笑)

世界一周に挑戦する設定なので、パリ、スペイン、スエズ運河、ボンベイ、香港、サンフランシスコなど世界の様々な場所が出てきて、見る者を旅気分にさせてくれます。

日本も「ヨコハマ」が登場します。ただ、住民が短髪とちょんまげ姿が混在したり、「横浜」のはずが、何故か鎌倉大仏や京都の神社や舞妓さんが登場したりと、ちょっとおかしいところはありますが・・(笑)

インドのカルカッタで生け贄にされそうな姫を助けますが、演じたシャーリー・マクレーンの美しさは特筆ものです。

その後、彼女は旅に同行しますが、このアドベンチャーゲームの設定のような展開には驚きました。

なお、視聴時間が182分と長いので、本編には休憩が入ります。

なお、人物の描写や設定などには今の時代にそぐわないものも含まれます。一定の配慮は必要ですが、映画そのものが面白いことには変わりはありません。

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