プロローグ
アカデミー賞６部門受賞の大ヒットミュージカルです。レニー・ゼルウィガー、リチャード・ギア、キャサリン・ゼタ＝ジョーンズという豪華な出演者をメインに迎えて圧倒的なスケールで描く最高のエンターテインメント作品となっています。
どんなお話
スターを夢見るロキシー・ハート（レニー・ゼルウイガー）は、その夢をかなえてくれると信じていた愛人に騙されたことを知り、衝動的に彼を射殺してしまいます。
彼女は夫にうその証言をするように仕向けて警察の追求をかわそうとしますが、真面目だけが取り柄の夫は事情を全く理解しておらず、逆に自分も騙されたとロキシーと口論になってしまいます。結局、刑務所送りになった彼女は、偶然にもあこがれのスター、ヴェルマ（キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ）に出会います。彼女も不倫していた夫と妹を射殺してここに入れられていたのです。
刑務所内では女看守長のママ・モートン（クイーン・ラティファ）がすべて牛耳っていて、ロキシーもギブアンドテイクを持ち掛けられます。極刑の恐怖と向き合うことになったロキシーは、悪徳だが敏腕という弁護士ビリー・フリン（リチャード・ギア）を雇うことに何とか成功します。彼の入れ知恵で、マスコミをうまく利用し、ヴェルマを超える人気者になるのですが、犯罪の多発しているシカゴでは、さらに別の女性による射殺事件が発生して、世間の関心もそこに移ってしまい、彼女も人気どころか、無罪を勝ち取れるのかも怪しい状況になってしまいます。
ロキシーとヴェルマは果たして無罪を勝ち取ることができるのでしょうか・・
見どころ
ミュージカル映画らしく、ストーリーのキーとなる場面は、歌とダンスで表現されます。配役それぞれの個性が見事に表現されて、このミュージカルシーンだけでも十分見ごたえがあります。
キャサリン・ゼタ＝ジョーンズの熱演ももちろん素晴らしかったのですが、レニー・ゼルウィガーのかわいらしさが炸裂するロキシー（レニー）が「ROXIE・HART」と電飾が出てくるシーンでの歌とダンスはもう永久保存ですね。(笑)
また、女看守長のママ・モートンの登場のミュージカルシーンも必見です。
こんな怪しい刑務所が存在するなんて、さすが1920年代のアメリカですねー
ビリー（リチャード・ギア）とロキシー（レニー・ゼルウィガー）による腹話術の人形のシーンも圧巻です。レニーは、腹話術の人形になりきって熱演していますよ。
この作品は、最初は映画館で鑑賞しました。その後ブルーレイを購入して、現在に至るまで何度も見ております。
少し時間が経つと、また見たくなる、そんな魅力あふれる作品です。
コメント