先日、映画「ミステリと言う勿れ」を見に行ってきました!
実は、原作の漫画もフジテレビで放映していたドラマも見ていなかったのですが、映画の予告が気になっていたこともあり、さらに友人の熱烈なPR活動によって、ついつい見に行っちゃいました(笑)
で、とても面白かったので、ご紹介させていただきます!
「ミステリと言う勿れ」とは
原作は、田村由美氏が小学館「月刊フラワーズ」で連載している漫画で、2021年に第67回小学館漫画賞を受賞、2022年にはフジテレビ系でテレビドラマ化された人気作品です。
テレビドラマは、当時すごく話題になりましたよね!筆者もドラマを放送していること自体は知っていたのですが、なかなか見ることができず気づいたら終わっていました( ノД`)悔しい・・・
今回の映画は、そのテレビドラマのキャスト、制作陣によって作られたものです。
どんな話?
天然パーマでおしゃべりな主人公・久能整(くのうととのう)は、さまざまな事件に巻き込まれがちな変わり者の大学生。今回の映画では、久能整が広島を訪れたところから物語が始まります。整はひょんなことから以前事件でかかわりがあった犬童我路(いぬどうがろ)の知り合いだという一人の女子高生、狩集汐路(かりあつまりしおじ)と出会い狩集家の莫大な相続をめぐる事件へと巻き込まれることに・・・
汐路を含む4人の相続候補者たちは遺言書に書かれた「それぞれの蔵においてあるべきものをあるべき所へ過不足なくせよ」というお題に従い、遺産を相続するべく謎を解いていきます。狩集家の相続争いは先祖代々死人が出ている、いわくつき。
整は汐路と共に遺産相続に隠された「真実」を解き明かしていきます。
この映画の魅力
ただの遺産相続問題じゃ終わらない!ドキドキハラハラな展開
最初の方は、狩集家の敷地内で起きる不自然な出来事から起きはじめ、候補者たちの疑心暗鬼が募っていく様子に、ミステリ大好きな筆者は「遺産相続事件お決りの流れだ」「絶対誰か死ぬじゃん!」「候補者の誰が犯人なんだろ?」と思っていたのですが、それは全くのミスリード。
物語は思わぬ方向へとどんどん進んでいきます。はじめの方に出てきたほんの些細な会話が実は重要だったり、思わぬ方向からさらに思わぬ方向へ進んだり。
物語の先読みが全然できない展開にハラハラドキドキが止まりません!
魅力ある狩集家のお屋敷と伝説
あまり深く話すとネタバレになってしまうのですが、この映画はとにかく狩集家の魅力がすごい!
狩集家のお屋敷は伝統ある建物で構成されています。なんでも狩集家は歴史ある名家なのだとか・・・。
4人が与えられた蔵にも日本人形や座敷牢、刀や陶器などが出てきて古くから受け継がれてきた品物が多く登場します。
名家と謎、相続・・・筆者の大好きな要素ドンピシャです(o^―^o)。そして作中に登場する狩集家伝説も筆者がすごく好きな内容・・・。
歴史、名家、謎、伝説が好きな方はぜひ見てもらいたい物語となっています。
久能整君の心に響く名言(ネタバレ注意)
哲学的な内容をペラペラ語り続けるのが魅力の整君ですが、心に響く発言も劇中に多く登場しました。ネタバレになってしまいますが、筆者は「子供の心は固まる前のコンクリート」という言葉に非常に感動しました。この映画の一番大切な言葉だと思います。
あまり詳しくは言えませんがこの言葉を心に刻んで子供達と接していきたいと心の底から思いました。
この言葉のほかにも、勇気づけられる言葉、考えさせられる言葉が劇中にたくさん出てきます。
ぜひ整君の発言一つ一つに注目して見てみてください!
今回は、映画「ミステリと言う勿れ」の魅力を紹介しました。久しぶりにこんなにハラハラして、感動して、見入ってしまう映画を見たような気がします。
映画が終わった後、感傷に浸りすぎて、一緒に行った友人と「すごいね・・・なんか・・・すごいね」しか言えなくなりました(笑)
原作を知らなくてもすっごく楽しめる作品です。機会あれば、ぜひ見に行ってみてください!
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