この一冊別冊この一冊:「円頓寺 本のさんぽみち」に行ってきました! 本のさんぽみちって? 「円頓寺 本のさんぽみち」は、2018年から始まった一般の本好きの参加者と、各地から集まった選りすぐりの書店、古書店、出版社が本を持ち寄って販売するフリーマーケット形式の「本のおまつり」です。 (円頓寺商店街はとは?)... 2024.10.27この一冊
この一冊この一冊『推し、燃ゆ / 宇佐見りん』 どんなおはなし? 「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい。」 高校生のあかりが推している、アイドルグループのひとり、上野真幸が炎上したことから物語ははじまり、推し活人生が揺らぎ始める。 あかりの生きる「背骨」であった推し。それによって保たれて... 2024.10.23この一冊ひなぎくのほぼ日記
この一冊この一冊『ときめきトゥナイト』 どんなおはなし? 吸血鬼の父と、狼女の母を持つ江藤蘭世(えとうらんぜ)。両親が魔界から人間界に駆け落ちしていて、蘭世は人間界で普通の女子中学生として学校に通っています。そして同級生の人間の男の子、真壁俊に初恋中。ライバルの神谷陽子とは犬猿の... 2024.10.22この一冊ひなぎくのほぼ日記
この一冊この一冊『蜜柑 / 芥川龍之介』 どんなおはなし? ある男が汽車に乗り、たまたま乗り合わせた見すぼらしい少女に、初めは嫌悪感を抱きながらも、少女のある行動に心洗われるという、芥川龍之介の短編小説。 いつ頃の作品? Hì´Vî @¬àÆ@å³14N... 2024.10.04この一冊ひなぎくのほぼ日記
この一冊この一冊『畜犬談』ワンコをディスっているようで愛のある太宰の飼い犬論 どんなおはなし? 犬が大嫌いな男が、ある日犬を飼うことになってしまう。 男は「醜い」と思っているその犬にポチと名をつけ、しょうがなく世話をする。 そうしているうち、引っ越しが決まりその犬を置いていくことを決意するのだが・・・ 太宰って面白い... 2024.09.27この一冊ひなぎくのほぼ日記
この一冊この一冊「運は実力を超える」 「運」は、この世を操っているのかもしれません。「宝くじを買う」のが娯楽で、株式を値上がり目当てて買うのがビジネスだとしたら、競馬に賭けるのとどれだけの違いがあるのでしょうか。 著者によれば、どれも仕組みは同じで、人々の健全な射幸心を満足させ... 2024.09.23この一冊ひなぎくのほぼ日記
この一冊この一冊「阪急電車」ほっこり胸キュン!有川ひろの傑作小説! 以前、本ブログで、映画「阪急電車 片道15分の奇跡」をご紹介しました。 この作品に登場する、「阪急今津線」は筆者にとっても馴染深い電車です。兵庫県の宝塚駅と西宮北口駅間の全8駅、全長7.7キロ、片道15分の路線です。 なお、筆者は、阪急電車... 2024.09.21この一冊ひなぎくのほぼ日記
この一冊この一冊『薔薇の雨』小気味いい田辺聖子の短編 どんなおはなし? 50歳を過ぎている留禰(るね)は、30代の守屋と、別れ話をするために待ち合わせている。 2人はバーで会い、他愛もない話をしながら、やはりお互いの心地よさを実感していく。 話は守屋のお見合いの話になり、相手も良い人だったと聞... 2024.09.20この一冊ひなぎくのほぼ日記
この一冊この一冊『斜陽』没落貴族の陽の翳り どんなおはなし? 戦後、華族制度廃止により生活の苦しくなった母とかず子は、生家を売り伊豆山荘に引っ越す。 「日本で最後の本当の貴婦人」とかず子の言う、優雅な母は、病気がちになりとこに伏せるようになってしまう。 そんな中、戦争に行っていた弟の... 2024.09.16この一冊ひなぎくのほぼ日記
この一冊この一冊『桜桃』太宰治の傑作短編 どんなおはなし? 子供より親が大事、と思いたい。という、名書き出しで始まる短編小説。 毎日が幼い子供との喧騒的な日々の中で、暗に妻に嫌味を告げられ、飲みに行った・・・という夫婦喧嘩の話。 表面的には中の良い夫婦だが、病気かもしれない長男のこ... 2024.09.10この一冊ひなぎくのほぼ日記