トーベ

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映画ファッション

人生という冒険を、寄り道しながら自由に旅した、ムーミンの作者トーベ・ヤンソン。

どんなおはなし?

全世界に圧倒的人気を誇るムーミントロールの生みの親、画家であり作家のトーベ・ヤンソンの半生を描いたお話です。

魅力その1・トーベのことを知れる!

お父さんが彫刻家。妻のいる哲学者との不倫。舞台演出家の女性と恋愛。グラフィックデザイナーの女性と同棲。などなど自由奔放なトーベ。いつも自分の心に正直に生きています。

魅力その2・ムーミントロールの誕生!

戦禍の中、防空壕で黙々とムーミンのお話を膨らませるトーベ。本業は画家なので、油絵を描く片手間にムーミンのお話やイラストを走り書きするのですが、そのイラストが素晴らしいの一言。計り知れない独創的なキャラクターとストーリーは、トーベの感性の豊かさを物語っています。

ムーミントロール描いてみました!

魅力その3・北欧のお洋服が可愛い

ときにモノトーン、ときにカラフル。フィンランドとパリを舞台にしたこの映画は、2国のスタイルを融合していてオシャレ!一番印象深いのは、黒いジャンプスーツに白いブラウス。トーベの中性的な個性がよく出ているファッションだと思いました。アトリエ着も素敵です。

魅力その4・エンディングのトーベ本人のダンスが可愛い

映画中、トーベがダンスを踊るシーンがあります。そこでは読み取れなかったのですが、エンディングロールでトーベ本人が踊っているシーンがあって、本当に無邪気で可愛いんです。そう、「無邪気」この言葉がピッタリな魅力的な人です。

魅力その5・いろんな愛のかたち

劇中では3人との愛が(3人目は予感のみ)描かれていて、妻がありながらも自由に恋愛する哲学者のアトス(スナフキンのモデルだそう)、初めて女性で好きになったヴィヴィカは背が高くて上流階級の品も漂い、でもサバサバとしていてとてもかっこいい。トーベは彼女との恋愛を「竜が空から舞い降りてきたかのような恋」と謳って特別感が伝わります。

自由に無邪気に垣根のない恋愛や芸術を

「人生は素晴らしい冒険よ。寄り道しなきゃ!」

といって楽しんだトーベ。

時代には早すぎて、生きにくかったかもしれませんが、それでも彼女の生み出したムーミンとロールの世界は、この現代でも私たちに愛されていますよね。きっと彼女の魅力的な心を移しているからだと思います。

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