どんなおはなし?
人気絶頂のハリウッド女優グレース・ケリーが、モナコ公妃となったシンデレラストーリーのその後。古いしきたりの残る王室で、アメリカ人のグレースはとても堅苦しい思いを感じながらも、3人の子供たちに恵まれ静かに過ごしていました。
そこへヒッチ・コック監督がやってきて、グレースに新作のヒロイン役のオファーをしますが、フランスとの確執で政治危機に陥っているモナコ。グレースのとった行動とは?
グレース・ケリーとニコール・キッドマンの美しさ
グレース・ケリーの美しさもさることながら、役を演じたニコール・キッドマンも本当に美しかったです。
グレース・ケリーは「クールビューティ」と称され、どの角度から見ても整った美しい顔立ちは、知的なものも感じさせ、どうやってこんな完璧な顔になったのか遺伝子を調べたいくらいの美しさです。
グレース・ケリー
ニコール・キッドマンは美しいのはもちろんですが、そこに妖艶さや声にはあどけなさも感じられ、魅力的な女性。
グレース・ケリーを演じるニコール・キッドマン
とにかく美しい2人。
その「美しさ」で国を危機から救ったといっても過言ではない輝きを放っていました。
美しい衣装
写真などから見事に再現された、美しいドレス。グレースの写真はどれも絵画のように美しいですが、映画では細部まで再現されたドレスを、ニコールの完璧なプロポーションで着こなし、圧倒的な美しさでした。
グレース・ケリーを演じるニコール・キッドマン
人生を演じるということ
ヒッチコック映画出演に反対され、どうしてこんなに自由じゃないのか、と嘆くグレースでしたが、神父の言葉で気持ちが一変します。
「あなたは今まであらゆる役を演じてきた。今度は、自分ではなく国民のために、モナコ公妃を演じるのです。」
その言葉で開眼したグレースは、王室の作法や歴史を一から学び直し、国民と触れ合い、事前活動を行い、存在感を増していきます。
たった一言の言葉が人生を変えるほど大きな意味を持つことがあります。
「演じる」という言葉はグレースにとってぴたりとハマる言葉だったのでしょう。
「演じる」ことであらゆる不満や恐怖心を取り払い、堂々と公の場に立つ彼女は、神々しいほどプリンセスでした。
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