「るーみっくわーるど」とは、高橋留美子先生が描くコメディからラブストーリー、バトルやホラーまで幅広いジャンルの漫画の世界および作品集を表す名称です。
この度、先生はフランスの芸術文化勲章を受賞されました。
「うる星やつら」などで知られる漫画家・高橋留美子さんが6日、フランスの芸術文化勲章「シュバリエ」を受章したと小学館が発表した。新潟県出身で1978年デビュー。「めぞん一刻」「らんま1/2」「犬夜叉」など多数のヒット作があり海外でも人気が高い。
2023年4月6日付け朝日新聞より
これを祝して高橋留美子先生の作品のうち、筆者が独断で作品のベスト5を決定しました。(笑)
5位 境界のRINNE
どんなお話
幼い頃から幽霊が見える真宮桜がある日出会ったのは、貧しき死神少年・六道りんねでした。この世に未練を残し、さまよう幽霊たちを輪廻の輪へと送るため、2人の奇想天外な冒険が始まります。
このお話の魅力
登場人物に、かつて「るーみっくわーるど」をにぎわせたキャラを連想させて、新しい中にもなぜかなつかしさを感じます。
また、霊界のお話のためか、登場人物の実年齢(?)と見た目の乖離がすごいです。
りんねの祖母の魂子(たまこ)さんなど、年齢不詳な超美形の死神で、「おばあちゃん」と呼ばれると大変なことに…
4位 らんま1/2
どんなお話
格闘技の家元・天道家の後継ぎとして、道場を守る決心をしていた男勝りのあかねは、ある日突然父親に勝手に婚約者を決められてしまいます。しかし、その婚約者、早乙女乱馬は、水をかぶると女に変身してしまう特異体質だったのです。恋愛と格闘技、そして乱馬たちの変身が巻き起こすアクションラブコメディー。
このお話の魅力
女の子のらんまがかわいいですね。これは修行中に中国のある泉に落ちたことによる特異体質によるものですが、この流れで、いろいろな泉に落ちたいろいろな人物が登場します。
なかでも、中国かららんまを追ってきたシャンプーが筆者の推しキャラです(笑)
3位 犬夜叉
どんなお話
中学3年生の女の子・日暮かごめは、ある日突然、戦国時代にタイムスリップします。そこで、半妖の少年、犬夜叉と出会います。
かつて、あらゆる願いを叶えるという宝玉、四魂の玉を狙う奈落に、互いに想いあっていた犬夜叉と巫女の桔梗が罠にかけられ、結果、犬夜叉は桔梗に封印されてしまいます。
桔梗の死後一度は消滅した四魂の玉でしたが、桔梗の生まれ変わりであるかごめの体内から再び四魂の玉が現れ、犬夜叉が蘇ったのです。そして四魂の玉を巡って妖怪たちも動き出します。
そして、思いがけず砕け散った四魂のかけらを求めて、犬夜叉とかごめは、旅に出るのでした。
このお話の魅力
登場人物たちの個性がすごすぎます。なかでも犬夜叉の異母兄、殺生丸はザ・パーフェクトの妖怪。超美形。最初は半妖の犬夜叉を見下してますが、少女りんと出会ってから徐々に変わっていきます。
世界観も素晴らしいです。
2位 めぞん一刻
どんなお話
古いアパート「一刻館」を舞台に、その住人、浪人生の五代裕作と、管理人としてやって来た若き未亡人、音無響子とのラブコメディを中心とした様々な人間模様が描かれます。
このお話の魅力
響子さんに振り向いてもらうため、涙ぐましい努力をする五代くんには思わず応援したくなります。
一刻館の強烈な個性の住人たちとの交流も見どころ。
1位 うる星やつら
どんなお話
地球の侵略をたくらむ宇宙人・鬼族が提案したのは、地球代表と鬼族代表による「鬼ごっこ」対決でした。地球の命運を賭けた「鬼ごっこ」の地球代表に選ばれたのは、なんと高校生の諸星あたる。そして、彼の前に現れたのは、鬼族の女の子ラム。同級生のしのぶと結ばれるために最後の力を振り絞り、ラムのつのをつかみ「鬼ごっこ」は地球がなんとか勝利をおさめます。ところがラムが勘違いしてプロポーズされたと思ってあたるを追いかけまわすのでした。
このお話の魅力
ラムちゃんはじめキャラクターたちがとっても個性豊か。筆者も本気でラムやあたるたちの通う友引高校に通いたいって思っていました。(笑)
高橋留美子先生の作品については、ご紹介したい作品がまだまだあります。またの機会に語ります。(笑)
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