映画「シン・仮面ライダー」の原点 漫画「仮面ライダー」

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ひなぎくのほぼ日記

「仮面ライダー the first本郷猛」、「仮面ライダーthe second一文字隼人」

先日映画「シン・仮面ライダー」を鑑賞した後、無性に石ノ森章太郎先生原作の漫画が読みたくなりました。

ネットで購入しようと当たってみるも、その時はなぜか在庫切れで諦めかけましたが、何とか運良く2冊とも入手できました。
仮面ライダー the first本郷猛(秋田文庫5-52)」
仮面ライダーthe second一文字隼人 (秋田文庫 5-53) 」
石ノ森章太郎作

この偶然に感謝しつつ、さっそく読んでみると、お話に引き込まれて一気に2冊とも読み終えていました。

「仮面ライダー the first本郷猛」

そこには映画「シン・仮面ライダー」にも通じる、等身大の真のヒーロー、仮面ライダーの姿がありました。

かっこいいだけじゃなく悩み、傷つきつつも、信じるものを守ろうとする姿。

主人公本郷猛が、改造の結果、顔に傷が浮かぶ上がるを打ち消すためあえて仮面をつけていること、そして今はこの仮面の姿こそが自分の本当の姿だと語るところに感動しました。

「仮面ライダーthe second一文字隼人」

2号こと一文字隼人のお話です。

彼もショッカーに生み出された改造人間で、最初はショッカーが本郷抹殺のため送り込んだ12人の一人として登場します。

そんな彼がなぜ仮面ライダーとなったのでしょうか。そこには壮絶なドラマがあったのです。

このお話で、心に響いたのが、「人間は誰でも仮面を持っている。その仮面の下に本当の顔がある」という言葉でした。

昔のテレビ放送では、仮面をつけたカッコイイヒーローとしての姿が強調されて描かれていたのが、原作を読むと、なぜ仮面ヒーローとして戦うのか、そして一人の人間として悩み、苦しむ姿や環境破壊に対するメッセージなど、物語としての奥深さを感じました。

原作の戦闘シーンの描写は迫力満点です。空中戦や愛車サイクロン号を駆使したアクションなどは、テレビ放送当時の特撮技術では表現が難しかったことが想像できます。

映画「シン・仮面ライダー」では、最新の特撮技術で、それらを初めて映像で見られることになったのです。

この原作漫画は発表からかなりの年月を経ていますが、今も色褪せず輝いています。そして、あらためて、映画「シン・仮面ライダー」をもう一度見たいと思いました。

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