料理が紡ぐ親子の絆 ハートフルコメディ「シェフ 三ツ星フードトラック始めました 」

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どんなお話

ロサンゼルスの有名レストランで料理長を務めるカール(ジョン・ファヴロー)は、妻イネズ(ソフィア・ベルガラ)とはすでに離婚しています。一人息子のパーシー(エムジェイ・アンソニー)はイネズと暮らしており、時々二人は会っていますが、仕事の虫であるカールはなかなかうまく息子との時間を過ごせません。
そして、メニューにうるさく口出ししてくるオーナー(ダスティン・ホフマン)も悩みの種ですが、とにかく料理が大好きで、お休みの時も料理の研究をしています。そんなある日、たまたま息子から教えてもらってTwitterを始めます。それがきっかけで、自分の料理を酷評していた有名評論家ラムジー(オリヴァー・プラット)とケンカして、新メニューを出すことに。張り切る彼でしたが、これに反対するオーナーと対立して店を辞めてしまいます。

結局、この料理対決ができず、再びラムジーから酷評され、カールは料理人としての仕事が見つからない事態になってしまいます。

そんな中、これを心配する元妻イネズのはからいで、カールは、イネズとパーシーと一緒に故郷のマイアミを訪れます。

そこで食べた「キューバサンドイッチ」の美味しさに驚き、フードトラックで移動販売をすることを思いつきます。

さっそく、イネズの元夫の協力でトラックを手に入れますが、なんとトラックはボロボロ・・

それでもカールはパーシーと、後を追ってきた彼を慕う元同僚マーティン(ジョン・レグイザモ)の3人で、なんとか整備して、マイアミから移動販売の旅を始めます。

ここが見どころ

「アイアンマン」シリーズ監督のジョン・ファヴローが製作・監督・脚本・主演の4役を務めています。

仕事に追われて息子と本音で語れなかったのが、フードトラックの旅で心の交流をしていきます。
旅の中で徐々に二人の絆が深まっていくシーンに感動です・・

カールの周りは本当にいい人たちばかりで、洋画なのに寅さん映画をみている感覚になります。

料理シーンは手際も含めて思わず食べたいって思わせるほどのクオリティです。
とにかくキューバサンドイッチが食べてみたいです。(笑)

主人公カールと対立するレストランオーナーには、なんとあのダスティン・ホフマンが・・

「卒業」そして「クレイマー、クレイマー」からかなりの年月が経っていますが、やっぱりいい味出してます。

全編を流れる軽快なラテン音楽もすてきなBGMになっています。

人と人とのつながりって素晴らしいなって思わせてくれる映画でした。

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