どんなゲーム?
なんと、小学4年生のTAKUMIくんが作った本格的なボードゲームです!
TAKUMI ZOO
1〜4人
8歳〜
30分〜
自分の動物園を作ろう!というテーマのゲームで、自分の土地に12枚の土地タイルを配置していき、条件にあった動物たちを呼び寄せ、人気点を競います。
タイル配置の要素もあり、より人気の高い動物へ変換していくことにより、得るお金もどんどん増えていく拡大再生産(大好き)の要素もあるゲームです。
ルール
土地タイルを山から引き(私はバッグに入れバックドローにしています。)自分の場に配置。土地タイルには草原、岩、水、森があり、種類や枚数によって配置できる動物が限られています。
手持ちのバッグに入れてタイルを引くようにしました!準備が簡単です。
最初はタイル数も少ないので点数の低い動物しか誘致できませんが、段々と高い動物が配置できるようになってきます。
そのため、今いる動物を「返す」という行為もとても大事。
シロクマやゾウは得点が高い動物。
「返す」ことによって得点は減りますが(お金は入る)タイルをまとめることで、また新たに得点の高い動物が誘致できる土地となります。
タイルは今あるタイルに隣接して配置するため、一度配置すると動かせません。
そのため、いずれタイルを合わせて高い動物を呼びたいけど、次来るタイルが何かわからない・・・と悩むのがとても楽しいです。
またこれらのジレンマを解決する特殊アイコンのついたタイルもあるので、そのタイルを引くと「よっしゃー!」と盛り上がります。
遊んでみた感想
ボードゲームを遊ぶとき、システムが先行してテーマが後回しになっているゲームもあり、それはそれで「うわ!このソリッドなシステム素敵!」となることもあるのですが、箱絵を見てテーマが気に入っていざ遊んでみるとテーマが置き去りになっていてがっかりすることも、ままあります。
そういう意味ではこのTAKUMI ZOOは、完全にテーマとシステムが一体化していて、自分の動物園を作っていく感覚を味わえます。
かわいいユルかわイラスト(TAKUMIくん自身がイラストも担当!)も雰囲気バッチリで愛着が持てます。
システムも、タイル配置と拡大再生産が楽しくて、準備も簡単でスペースも取らない、という素晴らしい完成度のゲームでした!
作者のTAKUMIくんはTwitterでフォローさせていただいているのですが、ご両親や妹さんととんでもない重ゲーも遊ばれていて、今後日本のボードゲーム界を背負って立つデザイナーさんになること間違いなしの逸材だと思いました!
どこで買える?
HANAYAMA ONLINE STOREさんで通販できます!
ぜひ遊んでみてくださいね^^
コメント