本が読みたくなる!『丘の上の本屋さん』

スポンサーリンク
ひなぎくのほぼ日記

どんなおはなし?

イタリアで最も美しい村のひとつと言われるチヴィデッラ・デル・トロントが舞台。

古書店の年老いた店主リベロは、ある日店の本をじっと見つめていた少年に声をかけます。

少年は、エシエンという名前で、ブルキナファソからの移民でした。

その日から、リベロは一冊ずつ店の本を貸し出します。

読み終わったら返しに来て感想を聞かせておくれ・・・と。

本がもたらす暖かい人との交流を描いている素晴らしい作品です。

リベロのブックリスト

リベロがエシエンに貸し出したブックリストはこちら。

・ピノッキオの冒険

・イソップ物語

・星の王子さま

・白鯨

・アンクル・トムの小屋

・白い牙

・ロビンソン・クルーソー

・ドン・キホーテ

最初は漫画を貸して様子を見たリベロですが、すぐに本を読んでしまう聡明なエシエンに次々と本を貸し出していきます。

いつしか、エシエンの感想を聞くのが楽しみのひとつとなったリベロ。

このブックリストの本、ぜひ読んでみたいですよね。

冒頭の言葉が響きます。

持ち主が変わり、新たな視線に触れるたび、本は力を得る。

カルロス・ルイス・サフォン『風の影(2001)』

イタリア・ユニセフ共同作品

この映画にはイタリア・ユニセフが関わっており、とてもエキゾチックなエシエンがイタリアの街でリベロと出会って、思想の基礎を築き上げていくというお話はとても素晴らしかったです。

人種関係なく、誰にでも人権があり、教育を受ける権利があると結びつけるラストには涙してしまいました。

ぜひぜひ見たいただきたい作品です!

丘の上の本屋さん(Amazonプライムビデオ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました