筆者は現在FP3級に向けて猛勉強中です!
今回も「みんなが欲しかったFPの問題集 3級 滝澤 ななみ (著) TAC出版」の中から筆者が重要だと思った問題や間違えてしまった問題をご紹介していきたいと思います!
FPの試験は、以下の6分野から出題されます。
A.ライフプランニングと資金計画
B.リスク管理
C.金融資産運用
D.タックスプランニング
E.不動産
F.相続・事業承継
今回は、「金融資産運用」です。
追加型の国内公募株式投資信託において、収益分配金支払い後の基準価額が受益者の個別元本を下回る場合、当該受益者に対する収益分配金はその全額が普通分配金となる。〇か✖か。
(2022年5月試験)
答え:✖
収益分配金支払い後の基準価額が、収益分配金支払い前の受益者の個別元本を下回る場合、収益分配金のうち、その下回った部分の分配金は元本払戻金(特別分配金)として非課税となります。
追加型株式投資信託を基準価額1万800円で1万口購入した後、最初の決算時に1万口あたり300円の収益分配金が支払われ、分配落ちの基準価額が1万600円となった場合、その収益分配金のうち、普通分配金は(①)であり、元本払戻金(特別分配金)は(②)となる。( )に当てはまるものを以下の番号から選べ。
1 ①100円 ②200円
2 ①200円 ②100円
3 ①300円 ②0円
(2020年1月試験)
答え:1
収益分配金支払い前の個別元本が1万800円、収益分配金支払い後の基準価額が1万600円なので、収益分配金300円のうち200円(1万800円-1万600円)が元本払戻金(特別分配金)、100円(300円-200円)が普通分配金となります。
外貨預金において、預入時に比べて満期時の為替が(①)となっていた場合には、(②)が発生する。なお、手数料等は考慮しない。( )に当てはまるものを以下の番号から選べ。
1①円安・外貨高 ②為替差益
2①円高・外貨安 ②為替差益
3①円安・外貨高 ②為替差損
(2011年5月試験)
答え:1
例えば10ドルを1ドル100円の時に預け入れた場合、必要な円貨は1,000円(10ドル×100円)です。そして、満期時に1ドル105円になっていた(円安になっていた)場合、受け取る円貨は1,050円(10ドル×105円)となるので、50円の利益(為替差益)が生じます。一方、10ドルを1ドル100円の時に預け入れ、満期時に1ドル90円になっていた(円高になっていた)場合、受け取る演歌は900円(10ドル×90円)となるので、100円の損失(為替差損)が生じます。
したがって、外貨預金において預入時に比べて満期時の為替が円安・外貨高となっていた場合には、為替差益が、円高・外貨安となっていた場合には為替差損が発生します。
今回も「みんなが欲しかったFPの問題集 3級」の中から筆者が重要だと思った問題をご紹介してみました。今後も筆者が間違えた問題や重要なポイントをご紹介していくので是非チェックしてみてください!
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