「ディセンダント」シリーズの最新作「ディセンダント ライズ・オブ・レッド」がディズニープラスで配信されています。
このシリーズでは、ディズニー映画の敵役ともいえるヴィランの子どもたちが主役です。
『ディセンダント』とは?
誰もが知るディズニー・ヴィランたちの”子ども”が主人公の映画。
『ハイスクール・ミュージカル』シリ―ズを産んだ名匠ケニー・オルテガが、”もしデイズニー・キャラクターたちに子孫がいて、10代だったら?”というアイデアに着想を得たユニークな作品だ。
ヴィランの子どもたち、マル(マレフィセントの娘)、イヴィ(イーヴィル・クイーンの娘)、カルロス(クルエラ・ド・ビルの息子)、ジェイ(ジャファーの息子)たちの葛藤や成長、友情・恋を、音楽とダンスと共に描いている。
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どんなお話
オラドン高校の新校長となったウーマ(チャイナ・アン・マクレーン)は、暴君として知られる恐ろしきヴィラン「ハートの女王(リタ・オラ)」の娘・レッド(カイリー・キャントラル)を学校に迎えようと招待状を送ります。
実は、ハートの女王は、オラドン高校、特にシンデレラ(ブランディ)に対して積年の恨みがありました。
娘がオラドン高校に通うことになったのをきっかけに復讐を果たそうとやってきます。入学のセレモニーが混乱になるなか、レッドはシンデレラの娘クロエ(マリア・ベイカー)とともに過去にタイムスリップしてしまいます。
最初は反目する2人ですが、やがて協力して、「過去の世界の若きハートの女王(ルビー・ローズ・ターナー)」を悪の道に引きずりこむきっかけとなったある出来事を防ごうと奮闘します。
みどころ
誰もが知っているディズニー・キャラクターですが、悪役のヴィランたちにスポットライトがあてられ、演じる役者さんの人種も多様なのは、時代の流れでしょうか。
これまで、物語の一面しか見てこなかったことに気づかされます。
悪名高き親に育てられた子どもたちが、その生い立ちに悩みながらも自分らしさをみつけようとしていく様が描かれます。
ヴィランの子どもはやっぱり悪なのか?
レッドは、母であるハートの女王に、自分のように冷酷な判断ができるようになるのを期待されています。そして、自分に言い聞かせるように母のように振舞おうとしますが、そこには違和感がありました。
一方、シンデレラの娘クロエは、完璧主義な性格。いかなる理由があろうとも間違っているとされることはしないことが信念でした。
しかし、レッドと行動するうちに人として大切なことを知ることになります。
軽快なミュージカルシーンを楽しみながら、多様性について考える機会となるでしょう。
ディズニープラスで配信中です!機会があればぜひご覧ください。
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