どんなおはなし?
井上雄彦先生の伝説の漫画「スラムダンク」。あの31巻の単行本を何度読み返したことでしょう!
90年代にはアニメ化もされましたが、2022年圧倒的なクオリティでアニメーション映画として蘇りました!
ストーリーは、あの伝説の湘北対山王戦。
それをベースに、原作では多くを語られなかった宮城リョータの過去やメンバーとの繋がりのバックボーンを描きます。
圧倒的なクオリティ
製作に4年を費やした大作で、圧倒的なクオリティのアニメーションでした!実際の動きをモーションキャプチャでCGで再現したとあって、本当に人間が動いているように滑らかだし、カメラのアングルもかっこよくて試合の臨場感がすごかったです!
製作は東映アニメーションとダンデライオンアニメーションスタジオ。ダンデライオンさんはキングダムやハイキュー!などの作品のCGも手がけられています。
監督・脚本はなんと井上先生自ら担当されていて、他の執筆もしながら、あのクオリティのアニメを完成させるなんて、本当にお体が心配です!
CGアニメーションは、下手をすると逆に動きが不自然に見えたり、緩慢に見えたりするのであまり好きではなかったのですが、この作品はきっとそういう部分も完璧に調整されたんだろうなと、脱帽するクオリティでした。
まさかリョーちんの過去が・・・
驚きなのはリョーちんこと宮城リョータの過去にクローズアップされていたことです。まさかそんな過去を抱えていたとは!!リョーちん!!泣
この映画ではスラムダンクの十八番とも言えるギャグは少なめですが、見たことのある名シーンや、名セリフもあって、漫画を読んでいるのと同じような没入感がありました。
また、伝説のセリフの無い山王戦ラストシーンでは、あの神作画を下回ることなく、ものすごい緊迫感で再現されています!ラストも清々しかった〜〜!
音楽もThe Birthdayや10ーFEETなど、作品とすごくマッチしていたし、かっこよかった!
これは「何度も劇場に足を運んだ」という人が多かったのも頷ける極上のアヌメーション映画でした。
Netflixで配信中ですのでこの機会をお見逃しなく!
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