『母性』戸田恵梨香の演技が光る!!湊かなえの「母性」を問うた作品!

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ネトフリ通信

どんなおはなし?

ベストセラー作家・湊かなえの同名小説を映画化し、戸田恵梨香と永野芽郁が母娘役を演じたミステリードラマ。


ある女子高生の自殺事件の記事を見て、教師の清佳永野芽郁)は自分の過去を思い出していく。

物語は、母親のルミ子戸田恵梨香)と娘の清佳、それぞれの回想で進み、母親に愛されない娘と、娘を愛せない母親の視点で語られる。そして2人の愛の結末は意外な真実とともにある結末を迎えるのだった・・・。

作家・湊かなえが小説家を辞めてもいいとまで語った自信作

原作は、ベストセラー作家湊かなえさんの同名小説『母性』

「これが書けたら作家を辞めてもいい、そう思いながら書いた小説です」と語るほど、ご本人も納得の完成度を誇る小説の実写化ということで、ハードルは高かったようですが、作者も鳥肌が立つほどの映画の完成度になったと語っておられました!

俳優陣が素晴らしい!

とにかく俳優陣の演技が凄まじく素晴らしいです。

主役とも言えるルミ子役の戸田恵梨香さんは、まっじっで!!!!すごすぎました!

作家先生自身が鳥肌が立ち、私の中でルミ子は戸田恵梨香さんになったと語られています。

その母に愛されない娘役の永野芽郁ちゃんも良かったです。永野芽郁ちゃんは戸田恵梨香さんをリスペクトしていて、演技の相談にも乗ってもらっていたそう。戸田恵梨香さんも「守ってあげたくなる」存在であり、良いパートナーだったと語っています。

ルミ子の最愛の母役は大地真央さん!いつまでも少女のような雰囲気が役にピッタリです。

そして、ルミ子の義理の母役の高畑淳子さんがこれまた凄まじい演技!存在感がありました。

母性について考えさせられる作品

「母性」と聞くと、女性が持つ潜在的な感情、持っているのが当たり前な感情と思いがちですが、私たち女性からするとそれはとても重荷になる感情なのではないでしょうか。

そのことについて、作者の湊かなえさんはこう語って見えます。

「母性」という感情(もしくは性質)は、自分の中に生じたことを感じて喜びを抱くことができたり、逆に、うまくコントロールできずに悩んだり、自分にそれが備わっているのか不安になったり、欠けているのではないかと自己嫌悪に陥ったり、と、受け取り手により捉え方がまったく変わってしまう言葉です。また、子どもを持った女性のみが意識しなければならないものではなく、誰かの子どもである以上、多くの人がそれについて考えたことが一度はあるはずです。

そんな、心を揺さぶり、ざわつかせる、強い言葉をストレートにタイトルに置いたこの作品は、たくさんの方々に映画館で観てもらえましたが、今まさに、「母性」という一見穏やかで温かそうな海の中で、もがき、苦しんでいる出産直後や子育て中の方は、その機会を作るのが難しかったのではないかと思います。また、母親との関係に悩み、突きつけられたものを受け止められる自信がなく、避けてしまった方もいるのではないでしょうか。

そういった方々に、小刻みでもいいのでこの作品に触れ、答えのない問いを物語として外から眺めることによって、明日を生きるヒントを見つけてもらえると幸いに思います。

ワーナーhpより

映画の中で、「女性には二通りある。母親と娘」というセリフがありましたが、自分はどうなのだろうと考えてしまいました。

現在Netflixで配信中ですのでぜひご覧ください!

ちなみに、公式サイトでは「母性」のクセ強キャラ診断ができるので、ぜひ診断してみてくださいね笑

クセ強キャラクター診断 | 映画『母性』オフィシャルサイト

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