鳥見のススメ『強いハートの持ち主 ケリ』

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ひなぎくのほぼ日記

ケリってどんな鳥?

(写真)日本野鳥の会三重さんより引用

チドリ目チドリ科タゲリ属のケリ。全長は36cmでハトより少し大きいので見つけやすい鳥です。

夏の水田や湿地で見ることができ、長くて黄色い足と、先が黒い黄色い嘴が特徴的。

全体的にグレーで、地味に見えますが、飛ぶと羽の内側が真っ白でとても美しいです。

気性が荒いことで有名で、繁殖期に近づくと、自分より大きなものにもものすごい剣幕で威嚇します。

よく通る高めの「キリッキリッ」という鳴き声からケリと呼ばれているそうです。

同じチドリ目チドリ科タゲリ属のタゲリも美しい鳥です!

近所にあるケリの楽園

近所にはやたらケリの繁殖している湿地があり、よく出かけます。

夏の間は特に多く、20羽以上は生息しているのでは。

またこの水田には他に、毎年見かけるクサシギコチドリも居て観察していて楽しいフィールドとなっています。

ケリの印象

実は最初、ケリのことはあまり興味がなく、見つけても「あ、いるね」くらいに思っていたんですが、いつ見てもそこにいてくれる安心感と、よく見ると美しい姿、縄張りを荒らすものには大きなカラスにも立ち向かう勇気、と思えば、小さいクサシギやコチドリとは仲良く共存している姿に、今では大好きな鳥となっています。

最近では東北から九州にかけて繁殖しているそうなので、よく見かける方もいるのではないでしょうか。

水田や湿地などでぜひ探してみてくださいね!

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