追悼。西田敏行さん「釣りバカ日誌 2」

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ドラマ

先日、逝去が伝えられた、俳優の西田敏行さん。

幅広い代表作を持つ、現代を代表するエンターテイナーでした。

NHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」の徳川吉宗、バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」の局長などなど。

最近では、「ドクターX」のご出演が記憶に新しいところです。

でも、筆者にとって、西田さんといえば、「釣りバカ日誌」の「ハマちゃん」です。

釣りバカ日誌とは

映画『釣りバカ日誌』は1988年、「平成」という時代と共に産声を上げました。
『釣りバカ日誌スペシャル』、『花のお江戸の釣りバカ日誌』を含め全22作。
バブル景気、ゼネコン疑惑、地球環境問題など、その時々における社会情勢をスクリーンに映し出し、その時代に生きる全ての人の現実と希望を描いてきた映画『釣りバカ日誌』シリーズ。

『男はつらいよ』シリーズが昭和を代表する映画なら、名実共に平成という時代と共に生まれ育ち、今や日本映画を代表する長寿シリーズとなった『釣りバカ日誌』。

現在もどこか安心感や懐かしさ覚えさせる平成の人情喜劇として幅広い世代から愛され続けています。

公式サイトより

当時のお正月映画の定番でした。

シリーズのどの作品も面白いですが、今回は、「釣りバカ日誌 2」をご紹介します。

釣りバカ日誌 2

どんなお話

鈴木建設の重役たちの無能さに、嫌気が差した社長の鈴木一之助:スーさん(三國連太郎)は、ある日、前原運転手(笹野高史)に東京駅まで送らせた後消息不明となリます。

心配した一之助の妻の久江(丹阿弥谷津子)は、浜崎伝助:ハマちゃん(西田敏行)に捜索を依頼します。そこは、釣りバカのハマちゃんのこと、独自のアンテナを発揮して、釣船屋の友人、太田八郎(中本賢)の運転する車で向かったのは、釣りのメッカ愛知県伊良湖岬。そこで一之助は、ワケありの美人の間宮弥生(原田美枝子)と一緒に過ごしていることがハマちゃんにバレてしまいます。

見どころ

第1作では、ラストで東京から四国に再び転勤となったハマちゃんですが、シリーズ化が決定した「2」では、再び鈴木建設本社の営業三課員として登場します。

マドンナの登場、ロケ地などは、シリーズの定番となっていきます。

そういう意味では、シリーズの今後を形作った記念碑的な作品となります。

西田さんの熱演はもちろん素晴らしいです。三國連太郎さんの名演もさすがです。そういえば、三國さんは、俳優の佐藤浩市さんのお父さんです。そのほか懐かしい俳優さん方が出演されていて、思わず時間が戻った気がします。

釣りのシーンもたくさんあって、見ていると釣りがやりたくなります。笑

そして、なんと、今作では、筆者のお気に入りの、愛知県の渥美半島、伊良湖が登場します。

伊良湖リゾート&コンベンションホテル
ロケに使用されたホテルです。

ストーリーとともに愛知県渥美半島の魅力も満喫できる作品となっています。

西田敏行さんに改めて感謝の意を表し、心からご冥福をお祈り申し上げます。

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