この一冊:新年に購入した「本の福袋」の中身紹介!!

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この一冊

みなさん、明けましておめでとうございます!

年始早々、水道が詰まる・・・というアクシデントに見舞われ、手痛い出費があり落ち込みましたが、そんな時、年末に見た『PERFECT DAYS』が頭をよぎりました。

平山のように、質素な生活でよいではないか・・・とスイッチを入れ替え、元気にブログに取り組んでいます笑

今年も映画、本、音楽、ボードゲーム、バードウォッチング、料理、植物、学び、その他いろんな楽しいことをご紹介できるブログにしたいと思っていますので、ぜひお手隙の時にでも、読んでいただけたら幸いです ^^

さあ、2025年のsawori担当ブログ第1本目は、『新年に購入した本の福袋の中身紹介!!』です。

購入したお店のご紹介

去年見つけてから何度か足を運んでいる大好きな『古本屋かえりみち』さん。

お店のInstagramを見ていたら、福袋をされるとのことで、「本の福袋とはどんなものだろうか?」と興味津々でお店に伺いました。

お店は犬山城下町にあり、針綱神社にお参りしてから行けるので一石二鳥ですよ!

福袋の中身とは?

福袋は、中身がわかるタイプのもので、店主さんがテーマ別に選書された古本が3冊セットになっていました。価格はそれぞれ違っていて、私は店主さんが『2024年に読んで面白かったからこそ誰かに渡したい3冊』というセットを選びました!

まず1冊目は、『すべての、白いものたちの / ハン・ガン』です。

これ、ノーベル文学賞受賞されたハン・ガンさんの本で、読みたいと思っていたんです!冒頭少し読んでみたら、素敵な文章で偏頭痛の辛さみたいなことが書いてあって、これは読める!と思いました笑 

そして2冊目は、『なめらかな人 / 百瀬文』

こちらは全く知らなかった本です。作家も知りませんでした。百瀬文さんは、武蔵野美術大学出身の芸術家とのことで、帯に切り取られた一文はとても興味をそそりました。

『たとえこの地球に 散り散りに住むことになったとしても 家族でいられるように、わたしたちは将来の約束をしない』

普通だと、将来の約束をする、と書きそうですが、しない、と書かれた百瀬さんの家族像みたいなものを読んでみたいと思いました。

そして3冊目は、『死ぬまで生きる日記 / 土門蘭』

こちらの本も、作家さんも、全く知らなかったです。この本は作家の土門蘭さんが、2年間にわたりカウンセリングに通われた記録本ということで、帯には、

「楽しい」や「嬉しい」という感情は味わえるのに、どうして「死にたい」と思うんだろう?カウンセラーとの対話を通して、ままならない自己を見つめた記録

とあります。自分自身が「死にたい」と思ったことはありませんが、周りにはそういったケースもあって、知っておきたい感情でした。それをカウンセラーの人はどうやってほぐしていくんだろう?と、とても興味のある題材です。

店主さん曰く、

「読むのが辛いって思う箇所もあるかもしれないですが、のちのち、自分の筋肉になってくれるような本です」

と、とても心に響く一言を言ってくださって、読むのが本当に楽しみになりました!

ということで、今年もたくさん本を読んで、このブログでもご紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!

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