アニメの中のこの1曲『光るとき / 羊文学』

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ひなぎくのほぼ日記

どのアニメで使われていた?

2021年のアニメ「平家物語」オープニング曲として使用され反響を呼びました。

このアニメは古川日出男による「平家物語」の現代語釈をもとに描かれたアニメで、制作はサイエンスSARU。現在『ダンダダダン』でも最強にかっこいいアニメーションを作られている制作会社で、映画の『犬王』もかっこよかったですよね。

この『平家物語』もとても質の高いアニメで、オープニングの羊文学の音楽も最高に世界観にあったものでした。

羊文学って?

ボーカル・ギターの塩塚モエカさんを中心とした日本の3ピースロックバンド

印象的なバンド名の由来は、ファンだったS.R.Sというバンドのマスコットキャラクターの羊と、シガー・ロスからインスピレーションを受けた文学という単語の組み合わせと語ってみえます。

印象としては少し懐かしいオルタナティブロックのギターサウンドと、ボーカル塩塚さんの圧倒的歌唱力と、説得力ある表現力!聞いていると泣きそうになってしまうんですよね。

いつも泣きそうになる『光るとき』の歌詞の一節をご紹介します!

何回だって言うよ 世界は美しいよ

君がそれを諦めないからだよ

最終回のストーリーは初めから決まっていたとしても

今だけはここにあるよ

君のまま光っていけよ

この「光るとき」のインタビューにおいて、塩塚さんはこう語っています。

「光るとき」に関しては平家物語というすごく大きなテーマがあって。それは人の命に関するお話でもあるんですよね。たくさんの平家の人たちが亡くなったわけだから、簡単には扱ってはいけないという思いもあった。監督と最初にお話をしたときにも、絶対に素晴らしいものを作りたい、ちょっとでも綻びがあっちゃいけないという気持ちもあって。今までやったことないことばかりの作曲でしたね。

それまでは平家の人たちに対して、ただ怖くて悪い人たちみたいな、なんとなく歴史で習った印象しかなくて。誤解していたと思ったんです。一人ひとりがちゃんと人間として生きてきて、美しいものを愛していたり、子供を大切に思う気持ちがあったり、今を生きる自分たちと同じような気持ちも持っていた。ちゃんと命だったんだっていうことを感じた。だから、つらい最後だったかもしれないけど、幸せに眠ってほしいというか。こうやってお話として受け継がれて存在が届いているよということを平家の人たちに言ってあげたいという気持ちで曲を書きました。

私たちの人生も、必ず人は死ぬということがわかっていて、でもそこに向けてどう生きていくかみたいなものだなあとか、そういうことを考えた歌詞になりました。

その他、楽曲が使われたアニメの紹介

呪術廻戦 more than words

推しの子 Burning

どれも雰囲気ぴったりで、楽曲としても最高の出来!

ぜひ、まずはこの「光るとき」が収録されているアルバム『our hope』を聴いてみてください!OOPARTSという曲も最高です!

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