この一冊「嫌われる勇気」

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この一冊

今回は、「嫌われる勇気 岸見 一郎/古賀 史健:著 ダイヤモンド社 以下本書といいます。」をご紹介いたします。

どんな本?

本書には以下の特徴があります。

フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人、アドラー。日本では無名に近い存在ですが、欧米での人気は抜群で、多くの自己啓発書の源流ともなっています。本書では、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏がライターの古賀史健氏とタッグを組み、哲学者と青年の対話篇形式で彼の思想を解き明かしていきます。

ダイヤモンド社の本書の紹介ページ

本書は、アドラー心理学の入門書といえます。アドラーの思想を「青年と哲人との対話篇」という物語形式でまとめてあります。

アドラー心理学は、「どうすれば、人は幸せに生きることができるか」という問いに、きわめてシンプルかつ具体的な「答え」を提示します。

哲学のお話しなので、一回読んだだけでは、すべてを理解できないかもしれません。
筆者も本書のすべてをわかったなどとはとても言えません。
ただ、読んでよかったと思っていただける、おすすめできる一冊です。

以下本書を読んで思うことを書き記しておきます。

自分が幸せかどうかを他人と比較してもしかたのないことです。なぜなら自分という存在は、この世界で唯一無二の存在なのですから。
人は皆、唯一無二の存在なのですから、他人と違って当たり前です。
違っているのですから、他人の意見は鵜吞みにしません。最後は自分の信じる道を進むだけです。

そして、この世界に無意味な人はいません。無意味だと自分で思い込んでいるだけなのです。
人は必ず誰かの役にたっていて、そうして他人と支えあいながら人は生きていくのだと思います。

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