人気映画『アダムス・ファミリー』のウェンズデー・アダムスを中心に描くスピンオフドラマということで期待していました。実際に観てみると期待以上に面白いです。
物語はアダムス・ファミリーの長女ウェンズデーが、前の学校でひと騒動起こして、ネヴァーモア学園に転校してくることから始まります。そして実はこの学園は普通じゃなかったんです。いわゆる、「のけ者たち」の学校だったのです。
けどやっぱりウェンズデーは強い。いつもクールで感情を出さないところなどは、映画の設定そのままにティーンになったということですね。そんなウェンズデーの学園生活はやっぱり脱走の試みからスタートします。ところが、学園周辺で起こった謎の連続殺人事件に関わってから、ウェンズデーの目的が脱走からこの事件解決に変わっていきます。しかし、ウェンズデーの周りは誰もそれぞれ秘密を抱えていて、みんなが怪しい感じです。そんな中、危険を顧みずに突き進んでいくウェンズデーの行動力はとてもカッコよかったです。そして事件は意外な展開を迎えていきます。
ファッションにも注目です。学園ものといえば、制服ですが、オリジナルデザインは青と黒の縦のストライプなんですが、ウェンズデーが色彩過敏ということで、特別な黒とグレーの制服になっています。この制服がおしゃれでカッコいいのです。これまた学園といえばお約束の記念日イベント、ポー・カップのレースに出る時の猫耳の衣装、とってもキュートで素敵でした。ダンスするときに着てた黒のドレスも大人びていい感じでしたね。
監督は「チャーリーとチョコレート工場」や「シザーハンズ」などで有名なティム・バートン監督。
出演者にも注目です。
主演はジェナ・オルテガ。とってもキュートでかわいいですね。
ほかにも実力俳優たちが脇を固めています。母モーティシア・アダムスにはキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、寮のルームメイト、イーニッド・シンクレア役にエマ・マイヤーズ、校長先生ラリッサ・ウィームズ役にはグウェンドリン・クリスティー。この校長先生は本当に謎すぎる。
そして、なんと、オリジナルの映画でウェンズデー役だったクリスティーナ・リッチがネヴァーモア学園寮母のマリリン・ソーンヒル先生役で出演ということでテンション上がります。
保安官の息子のイケメンくん、タイラー・ガルピン役にハンター・ドゥーハン。まさかのウェンズデーとのロマンス??・・彼がこの事件のカギとなる?
あのハンドも健在、大活躍しますよ。そしてフェスターおじさんも出てくるからほんと幸せです。
物語は8話でとりあえず完結しましたけど、早く続編が見たいです。
「ウェンズデー」はNetflixにて独占配信中です。まだの方は是非ご覧ください。
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