漫画倶楽部「望郷太郎」

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ひなぎくのほぼ日記

漫画も大好き店長が、おすすめしたい漫画を紹介していきます!

山田芳裕作「望郷太郎」

みなさんは「度胸星」という漫画をご存知だろうか。

『度胸星』全4巻(未完結)

トラック運転手の主人公・度胸が宇宙飛行士になるためにNASDAの試験を受けるストーリーで、本当に面白いです!

なんだか演歌のようなタイトルですが、「宇宙兄弟」にも負けない、宇宙漫画なのです!

しかし、この「度胸星」は未完で終わっており続編も出ない様子。

我が家では伝説の未完の名作と呼ばれ神格化されている漫画です笑

また、有名どころでは2011年にアニメ化されてNHKプレミアムで放送された「へうげもの」もあります。こちらも、織田信長をはじめとする戦国武将を「茶器」という変わった視点から捉えた傑作です。

と、いうことで、その「度胸星」「へうげもの」の作者、山田芳裕先生の新作がこの「望郷太郎」です!(また演歌ぽい笑)

どんなおはなし?

地球に氷河期級の寒波がやってくる!

大企業の支社長を務める、舞鶴太郎は妻と子と共に、コールドスリープ機に入り寒波をやり過ごすことに…

しかし、ほんの数年のつもりが、目覚めたのは500年後!妻と子は機械の寿命がつき朽ち果てていた。

そして、そこは原始の地球となっていた!

この漫画の魅力

文明は無くなっていますが、人類は生き残っており、原始の生活を送っています。

その中で、支社長まで務めたやり手の太郎の交渉術や、未開の土地の経済の発展などがとても面白いんです!

もちろん、太郎の常識はこの世界では全く通用しなくなっていて、何度も死ぬような目にあうのですが、その度仲間に恵まれ助けられていきます。

その過程で、今まで会社やお金に使われ日々忙殺され生きてきた太郎が、お金をうまく使うことで、仲間に寄り良い環境を与えたい…と、自分よりも他人を思いやる気持ちを持っていく。そのために才能を使うようになっていくのが大きな醍醐味です。

せっかくリセットされても、また争っている人間を見て嫌気が指すかもしれませんが、太郎の冒険は一見の価値ありです!

ぜひ、読んでみてくださいね!

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