祝レコードデビュー50年!キャンディーズは永遠!

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キャンディーズ ひなぎくのほぼ日記

キャンディーズが昭和48年(1973年)9月に、「あなたに夢中」でレコードデビューしてから50年となります。

昭和48年といえば、競馬ブームで、ハイセイコーが活躍しました。
また、第一次オイルショックが起きて、トイレットペーパーを求めてスーパーなどに長い列ができました。

セブンイレブン・ジャパンが創業したのもこの年です。

今聞いても新鮮な楽曲たち。今回は「キャンディーズ」の魅力についてご紹介します。

キャンディーズとは

キャンディーズ

藤村美樹(ミキ)、伊藤蘭(ラン)、田中好子(スー)の三人グループ。

レコードデビューしてしばらくは、なかなかヒット曲に恵まれず、歌謡界では目立たない存在でしたが、「年下の男の子」(昭和50年)をきっかけにして、ブレイクを果たします。その年の紅白歌合戦にも初出場しています。

その後は、「ハートのエースが出てこない」(昭和50年)、「春一番」(昭和51年)などヒット曲を連発します。

そして、人気絶頂ともいえる昭和52年、ファンの前で突然の解散宣言が出されます。
「自分たちのことは自分たちで決めたい」という、キャンディーズの時代を先取りしたような姿勢は多くの共感を呼びました。「普通の女の子に戻りたい」という言葉も流行語になりました。

そして、昭和53年(1978年)4月、当時の後楽園球場で解散コンサートを開催して、4年7か月の活動に終止符を打ちました。

キャンディーズの曲は、いまだに、若い世代にも人気の昭和歌謡曲として歌い継がれています。

キャンディーズの魅力

キャンディーズ

3人それぞれに個性があって、素敵ですが、なんといっても歌唱力です。きちんと歌唱レッスンを受けていて、抜群の歌唱力です。デビュー曲の「あなたに夢中」では素晴らしい3声和音のハーモニーを聞かせてくれます。音楽の教科書にも載っていてもおかしくないほどのクオリティです。

しかし、先に述べたように、しばらくは目立たない存在でした。スクールメイツなど、下積みの経験もある彼女たちは、当時のバラエティー番組にもよく出ていました。アイドルにもかかわらず、体当たりコントまでこなして本当にすごいことです。

キャンディーズは、テレビ出演のほかにコンサートも力を入れていました。洋楽も積極的にカバーしています。歌唱力に裏打ちされた音楽性が高いので、コンサートでも彼女たちの実力は遺憾なく発揮されました。また、コンサートと通じてファンとの関係性も築いていきます。

おすすめの曲

ここで、僭越ながら、筆者が、おすすめの曲をご紹介いたします。

哀愁のシンフォニー

昭和51年(1976年)11月21日に発売された12枚目のシングル。

デビュー以来のアイドル路線の曲と異なり、アダルト路線のバラードです。
素晴らしいハーモニーが聞けます。「こっちを向いて、涙をふいて」のフレーズがメロディーとともに心に響きます。

やさしい悪魔

昭和52年(1977年)3月1日に発売された13枚目のシングル。

それまでのキャンディーズの清楚なイメージを一新します。アン・ルイスのデザインによる大胆な衣装と斬新な振り付けで、キャンディーズ「大人化計画」として話題を呼びました。
フォーク界のレジェンド吉田拓郎作曲で、「拓郎節」が展開されます。

わな

昭和52年(1977年)12月5日に発売された16枚目のシングル。

シングルA面では唯一、ミキちゃんをセンターの位置でメインボーカルにしている曲です。
あらためて、ミキちゃんの歌唱力ってすごいなって思いました。

レコードデビューから50年が経ちましたが、今聞いてもキャンディーズの曲は少しも古さは感じません。これからもキャンディーズの曲を聴き続けていきたいです。

(参考)サライ 2023年 9月号 

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