FP3級の重要ポイント「社会保険」

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ひなぎくのほぼ日記

筆者は現在FP3級に向けて猛勉強中です!
今回も「イチから身につくFP3級合格のトリセツ 速習テキスト(東京リーガルマインド)」の中から重要なポイントをまとめていきたいと思います!

FP3級合格のトリセツ 速習テキスト 2023-24年版
FP3級合格のトリセツ 速習テキスト 2023-24年版

FPの試験は、以下の6分野から出題されます。

A.ライフプランニングと資金計画
B.リスク管理
C.金融資産運用
D.タックスプランニング
E.不動産
F.相続・事業承継

今回は、「A.ライフプランニングと資金計画」から「社会保険」を取り上げたいと思います。

社会保険

病気やけがをしたとき、高齢で介護が必要になったとき、失業した時など万が一の場合や将来に備えて加入が義務付けられているのが社会保険です。
どのような制度があり、どのような場合に給付を受けることが出来ると自分を守ることが出来るので、しっかり理解しておきましょう。

社会保険の種類

保険制度には、社会保険(公的保険)と私的保険(民間保険)があり、社会保険とは国が管理監督者となっている保険事業で、加入が義務付けられている必要最低限の保障のことです。
社会保険には医療保険介護保険年金保険があり、広い意味では労災保険雇用保険を含めて社会保険と呼ぶことがあります。

公的医療保険

日本は国民全員が公的医療保険に加入する国民皆保険制度を採用しています。そのため誰でも安心して医療を受けることができ、公的医療保険には主に、会社員とその家族が加入できる健康保険、公務員や私立学校教員などが加入できる共済組合、健康保険や共済組合等の適用を受けない人が加入できる国民健康保険、75歳以上が加入できる後期高齢者医療制度があります。

健康保険

健康保険は被保険者被扶者(被保険者の家族)の病気やケガ、出産、死亡について保険が給付されます。健康保険事業を行う保険者には、全国健康保険協会の協会けんぽと健康保険組合の組合健保があります。違いをしっかり理解しておきましょう。また、業務上や通勤中のけがなどは労災保険の給付対象となるため健康保険の給付対象にはならないので注意が必要です。

協会けんぽ

保険者・・・全国健康保険協会

被保険者・・・中小企業の会社員

組合健保

保険者・・・健康保険組合

被保険者・・・大企業の会社員

健康保険の保険料

毎月の保険料は標準報酬月額をもとに徴収され、賞与についても標準賞与額に同率の保険料率で徴収されます。保険料の支払いは原則会社と被保険者が半分ずつ労使折半となることに注意しましょう。

また、協会けんぽの保険料率は都道府県ごとに異なります。組合健保の保険料率も組合によって異なり、一定の範囲内であれば、会社側が多く負担することもできることを理解しておきましょう。

なお、産前産後休業、育児休業の期間は、事業主が申出をすることで被保険者負担及び事業主負担分の健康保険料(および厚生年金保険料)が免除となります。

今回は社会保険の中で主に健康保険について説明をしました。次回は健康保険の主な給付内容について詳しく説明していきたいと思います。是非チェックしてください!

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