FP3級の重要ポイント「住宅資金」

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住宅資金 ひなぎくのほぼ日記

筆者は現在FP3級に向けて猛勉強中です!
今回も「イチから身につくFP3級合格のトリセツ 速習テキスト(東京リーガルマインド)」の中から重要なポイントをまとめていきたいと思います!

FP3級合格のトリセツ 速習テキスト 2023-24年版
イチから身につくFP3級合格のトリセツ 速習テキスト

FPの試験は、以下の6分野から出題されます。

A.ライフプランニングと資金計画
B.リスク管理
C.金融資産運用
D.タックスプランニング
E.不動産
F.相続・事業承継

今回は、「A.ライフプランニングと資金計画」から「住宅資金」を取り上げたいと思います。

人生の3大資金

ライフプランを立てるときに重要となるのが、子供の教育資金、住宅資金、老後資金の3大資金と言われているものです。今回は人生の3大資金の中で住宅資金計画についてまとめていきたいと思います。

住宅資金計画

マイホームの購入は住宅ローンだけでなく、頭金や税金、引っ越し費用なども必要で、物件価格の2~3割程度を準備することが望ましいとされています。ここからは住宅ローンの組み方や自己資金の作り方を見ていきましょう。

住宅ローンの金利

住宅ローンを選ぶ際、一番大切なのが金利です。固定金利型変動金利型固定金利期間選択型の3つがあるのでしっかり確認しておきましょう。

固定金利型・・・ローン当初の金利が返済終了まで適用される

変動金利型・・・市場金利の変動にともなって半年ごとに金利が見直される

固定金利期間選択型・・・最初は固定金利だが、一定期間後に固定金利か変動金利かを択できる

固定金利期間選択型では固定金利の利用期間が長いほど、金利が高くなるので注意が必要です。

住宅ローンの返済方法

住宅ローンの返済方法には、元利均等返済元金均等返済があります。それぞれの違いをしっかり理解しておきましょう。

均等返済・・・毎回の返済額(元金と利息)が一定の返済方法。当初は利息の返済割合が多いが、返済が進むにつれて元金の割合が大きくなる特徴がある。

均等返済・・・毎回返済する元金部分が一定の返済方法。当初は返済額が多いが返済が進むにつれ、返済額が少なくなる。

借入金や返済期間、金利などの条件が同じ場合、総返済額は元金部分が早く減る元金均等返済の方が少なくなるそうです。確認しておきましょう。

住宅ローンの繰り上げ返済

住宅ローンの返済期間中に、毎月の返済以外に元金の一部または全部を返済することを繰り上げ返済といいます。繰り上げ返済には返済期間が短縮される期間短縮型と毎月の返済額が軽減される返済額軽減型の2つがあり、繰り上げ返済をすることでその分の利息を減らすことが出来ます。また、2つのうち期間短縮型の方が利息軽減効果が高くなることも確認しておきましょう。

住宅ローンの種類

住宅ローンの種類には、公的ローンと民間ローンがあります。
公的融資の代表的なものは財形住宅融資。民間融資の代表的なものは、フラット35があります。

フラット35とは

フラット35は住宅金融支援機構と民間金融機関が連携して行う仕組みの住宅ローンです。

買取型と保証型があり、買取型が主流です。

融資の主体
民間金融機関(融資後は住宅金融支援機構がローン債権を買い取る)

融資対象
本人や親族の居住用新築住宅の建設・購入資金(耐震性などの条件を満たす中古住宅の購入資金も借り入れ可能)

  • 床面積は戸建て70㎡以上、マンション30㎡以上
  • 店舗併用住宅の場合、住宅部分の床面積が全体の2分の1以上であれば可能
  • 購入物件の価格に上限はない

融資額
最高8,000万円(購入価格の100%以内)

金利

  • 固定金利(適用金利は融資実行時点)
  • 金利は取扱金融機関がそれぞれ独自に決定

収入基準
年間合計返済額の割合が、年収400万円未満の場合、30%以下、年収400万円以上の場合、35%以下であること。

保証料
不要(保証人も不要)

返済期間
最長35年(完済時の年齢は80歳以下)

返済方法
元利均等返済と元金均等返済の選択制

申し込み時の年齢
申し込み日に原則として、70歳未満であること。

繰上げ返済
繰上げ返済の手数料は無料で、窓口は100万円以上、インターネットは10万円以上から繰上げ返済できる。

(参考)フラット35(住宅金融支援機構のサイト)

今回は人生の3大資金の一つである住宅資金計画について詳しく説明しました。

次回も筆者が学んだことの中から重要だと思ったポイントを紹介していきますので、よろしくお願いいたします。

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