まなび「医薬品暗記帳 医薬品登録販売者試験絶対合格!」

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まなび

筆者の住む愛知県では、令和5年度登録販売者試験は、9月6日(水)です。
したがって試験まで2週間を切りました。
受験を予定されているみなさんは過去問に本格的に挑戦されている頃でしょうか。
問題演習は、試験の出題形式に慣れる上でもとても大切ですが、知識のまとめと確認も大切です。

この試験は暗記を必要とする項目が多いのが特徴です。特に「医薬品」の暗記にも取り組む必要があります。西洋薬のカタカナ成分もそうですが、生薬・漢方薬もなかなか厄介ですよね(>_<)。

本番試験では、曖昧な知識では役立ちません。暗記すべき項目は、しっかりと準備しておきたいものです。

そこで、今回は、「医薬品」の暗記に役立つ書籍をご紹介しましょう。

医薬品暗記帳 医薬品登録販売者試験絶対合格! 「試験問題作成に関する手引き 第3章」徹底攻略 村松 早織 (著) 金芳堂 以下本書といいます」です。

医薬品暗記帳 医薬品登録販売者試験絶対合格!

本書の特徴は以下の通りです。

登録販売者試験でつまずきがちな「試験問題作成に関する手引き」の第3章を中心に、最短で試験を突破する!

登録販売者試験の本がたくさんある中、本書は「試験問題作成に関する手引き」の第3章に重きを置いて、まとめました。

単調な暗記だと途中で挫折しがちですが、漢方薬や生薬などをはじめとした難しい漢字にはふりがなを付け、イラストもたくさん挿入しました。また、直近3年の全国試験問題をもとに、第3章と第5章における頻出度を成分ごとに掲載したため、優先順位をつけて学習を進められます。

なお、登録販売者試験に合格したことのある人の6割以上が「手引きの第3章の勉強が一番大変だと感じた」と回答しているように、そして問題数も他章の2倍となっているように、この第3章を自分のものにできるかどうかが、試験の合否の分かれ目です。

第3章の内容は実務に直結する医薬品成分について問われる内容でもあります。「医薬品の知識」を徹底解説し、ふとした時に「この勉強は一体何の役に立つの?」と思うような疑問を解消できる現場の知識も盛り込みました。

合格前も合格後も手元に置いておきたい一冊です!

Amazonの本書の紹介ページ

本書は、厚生労働省の「登録販売者試験問題作成に関する手引き(以下手引きという)」第3章を中心に暗記に特化した編集内容です。したがって、テキストなどで全範囲を一通り終えた受験生が第3章の総仕上げに利用することが想定されています。

本書は、B6判サイズで、372ページです。サイズはコンパクトであるものの、持って見るとボリューム感はあります。紙質は若干厚めなのもそう感じる要因かも。
なお、赤シート対応で、シートも付属しています。

文字は、総じて小さめです。特に表の中では小さな文字がびっしりと入っているので、若干見にくい印象ですね。

とはいえ、特に、テキストだけでは理解しにくかった、成分の重複についての説明がわかりやすいと思います。
例えば、本書で、「かぜ薬」の項目で覚えるのは、「トラネキサム酸」と「グリチルリチン酸」の2つだけという説明では、目から鱗が落ちるとはこのことでした。

実際、「かぜ薬」は様々な成分の寄せ集めなので、かぜ薬で出題範囲となっている成分は、後から何度も出てきます。このように様々な薬効群で成分が重複しているので、本書を利用すれば、成分の重複の問題は解決できて、貴重な勉強時間を有効に活用ができます。

商品例も掲載されているので、医薬品に関する知識が素人レベルの筆者でも馴染みやすかったです。

例えば、「フェニレフリン塩酸塩」は、鼻炎用内服薬、点鼻薬などに配合されて、交感神経系の刺激による血管収縮の作用があります。商品例として、「コルゲンコーワ鼻炎フィルムα」があります。

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また、生薬製剤の章では、「インヨウカク」の説明があります。

生薬名「インヨウカク」
出題:滋養強壮保健薬、強心薬
原料は、メギ科の植物のキバナイカリソウ、イカリソウなどです。
ちなみに、生薬名は、「淫らな羊になる草」が由来とか。イカリソウは、花が船のいかりに似ていることから名付けられたそうです。

商品例は、「薬用養命酒」です。

なお、商品例の説明は、あくまでも学習のためのものです。実際に服用される場合は、商品の説明書をよく読まれるなどしてください。また、妊娠、授乳中の方、アレルギーの方、医師の治療を受けている方は相談が必要です。

本書をフル活用して、「手引き」第3章を攻略して、試験対策に万全を期してください。

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