今日は難しいな〜〜と思った過去問から1問ピックアップして、じっくり解いていきたいと思います!
1問じっくり問題
一般用薬品の添付文書の使用上の注意に関する記述の正誤について、○✖️で答えてください。
1、オキセザインは、妊娠中における安全性が確立されていないため、妊婦または妊娠していると思われる人は「服用しないこと」とされている。
2、乳酸カルシウム水和物は、甲状腺ホルモンの吸収を阻害する恐れがあるため、甲状腺機能亢進症の診断を受けた人は「相談すること」とされている。
3、イソプロピルアンチピリンは、無菌性髄膜炎の副作用を起こしやすいため、混合性結合組織病の診断を受けた人は「相談すること」とされている。
4、スコポラミン臭化水素塩水和物が配合された乗り物酔い防止薬は、眠気、目の霞や異常な眩しさを生じることがあるため「服用後、乗り物又は機械類の運転操作をしないこと」とされている。
答え
1、2、4○
3✖️
イソプロピルアンチピリンは胃、十二指腸潰瘍を悪化させる恐れがあります。
ちなみにイソプロピルアンチピリンは解熱鎮痛薬で唯一のピリン系。アスピリンはピリンとついていてもサリチル酸系でした!
無菌性髄膜炎は、全身エリテマトーデス、混合性結合組織病などの基礎疾患のある人で発症リスクが高く。イブプロフェンなどが例に挙げられます。
また、イブプロフェンは、胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病の基礎疾患がある人も再発の恐れがあるため「相談すること」に属します。
プラスアルファ
併用薬注意のちょこっとおさらい
柴胡加竜骨牡蛎湯、響声破笛丸 ー 瀉下薬(激しい下痢の恐れ)
プソイドエフェドリン塩酸塩 ー モノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン塩酸塩等)で治療を受けている人(血圧上昇の恐れ)
小柴胡湯 ー インターフェロン製剤で治療を受けている人(間質性肺炎の恐れ)
いやいや、難しすぎて、わかるかーー!!!て叫びながら過去問解いてます笑
しかし、一章以外、全部の章が難しいですよね><
4、5章もややこしくてとっても苦手です・・・
一問ずつ苦手を潰していく作業です・・・頑張りましょう”!!
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